＜ご連絡＞　⭐️ 新着！　新しいキンドル本を出版しました。「エピソードでつづる、アメリカで起業した人３」。私自身と知り合い達が見聞きした、出会った人々の起業奮闘記です。　

　こんにちは、ファンダンゴです。

　〜　南カリフォルニアに保持しています自宅コンドミニアムを貸し出し、荷物を処分し、日本に帰国して１０ヶ月目にて売却、次なるコンドミニアム物件を購入し、2022年12月から賃貸に出していましたが、2023年12月半ばに退去されました。そして次の方が2月の終わりに入居されました。

　最近、ネットを見ていると、特にヤフーのニュースページですが、ワーホリ（ワーキングホリデー）で出かけた人々が仕事がなくて困っているというニュースが目につきます。

　ああ、そうか。ちょっと前には「円安だからワーホリで稼げる。オーストラリアだと時給が日本のXX倍！」とかメディア上が騒がしかったですからね。それに釣られ、最低限の銀行預金を用意して出かける人もいるだろうなあ…とは思っていたのです。

　人々が殺到すれば生存競争が始まる　そりゃ、遠慮して戸惑ったり、完璧を求めて一歩引いてしまう日本人だと、他の国の「思い切りのいい人々」には負けるだろうなあ、と想像しました。

　しかし、更なる続報を読んでいると…。実は　実は、そういう問題じゃないんですよ、ってのがわかって来ます

　現地の事情通の日本人さんや有識者によりますと…

「以前はオーストラリアには日本人観光客がたくさん訪れていて、日本人向けの土産物屋やレストランなどで求人があった。日本語が話せることが大きな利点で、日本人ワーホリの人々は重宝された。しかし今は日本から観光客が来なくなり、日本語の話せる働き手の需要が無くなった」

　…ふむふむ、なるほど。

　だから今は、英語が公用語であるフィリッピン人、英語教育に力を入れている韓国人、そもそもヨーロッパ言語だから英語と親和性の強い言葉を話す南米やヨーロッパの人々への需要が大きい。

　なるほど、なるほど…。

　ん　と言うことは、これまでワーホリで行ってた多くの人々は、結局、日本の経済成長期、あるいはバブル経済の恩恵を受けていた（だけ）ってことですか

　特に日本語が話せなくても、若いんだから飛び込もう　やる気があれば道は開ける… だったけど、つまりは日本の華やかだった時代　ー　30年か40年くらいですかね　ー　その時代の恩恵を受けていたってワケでしょうか

　そういえば南カリフォルニア、LA地域にも日本人駐在氏向け歓楽施設　がたくさんありまして、求人広告がよく出ていましたね。日本の若い女性が日本語でそのオジサンたちを接待するお仕事があったワケです。

　多くのワーホリなどで諸外国で働いていた人々は、実は当時の裕福な日本人観光客や日本人駐在さん相手に働いていたわけです　日本語で。

　と言うことで、現在のワーホリの人々の受難は、その「魔法」が解けたためにトバッチリを食っているってことになりましょうか。

　オーストラリアの飲食店の仕事に応募しても、英語ができないために相手にしてもらえない、って書かれていて、ネット民はあざ笑っています。「英語くらい準備していけ」などと。

　しかし、それは完全に個人の問題なのかなあ

　英語が出来ないことは日本では恥ずかしいことじゃないですよね

　むしろ「日本は植民地化されなかったから、日本固有の言語、日本語で大学教育でも何でもできる。日本人であることを誇るべきだ」って意見が今でも主流でしょ　

　少なくとも日本では六年間英語を学ぶワケですが、英語を公の場で話すことは、ほぼ、ほぼ、タブーじゃないですか

　電車の中で日本人同士がつたない英語で会話練習でもしようものなら、何処かから竹ヤリで刺されそうな感じじゃないですか

　あ、それともう一つ。

　日本人観光客だけでなく、　駐在さんもすごく少なくなっていることがネットのコメントで実感できます。つまり　　日本の商品が売れないから日本のビジネスマンもいなくなっている。　　むしろこっちの方が重大なことだと思いますね。

　日本の家電、携帯電話、IT機器、カメラ… これらはほぼ、ほぼ、アメリカの量販店からは駆逐されてしまいました… 2000年〜2010年の間には。

　ワーホリの人々の苦難を嘲笑するように仕向けることで、隠そうとしている事実なのかなあ… おっと、誰か来たようだ

　はは、こんなニュースにはつい興味を引かれますが、あまり関わらないようにしないと時間ばかり無駄になる。

　と言うわけで、本日の写真は今、私がセッセと読んでいるペーパーバック。日本のアマゾンでは中古でどっさり購入できないので、セール品　を狙って手に入れたものばかりです

　では、また

⭐️ ファンダンゴのキンドル書籍のご紹介　⭐️

⭐️ アメリカでの起業に関する本　⭐️

「エピソードでつづる、アメリカで起業した人３」2023年11月出版。私（や、アメリカで知り合った友達たち）は、こんなにいろんな人との出会いがあったんだ、と懐かしく思い出しながら執筆しました。

「エピソードでつづる、アメリカで起業した人々２」　２０２１年１２月出版。さらに幅広い業界での起業エピソードを紹介。こんな手があったのか？！　と驚くようなやり方もありますよ。

「エピソードでつづる、アメリカで起業した人々」　アメリカで起業した人々の実情。友人として、従業員として、あるいは語学教員として知り合った起業家たちのエピソードです。

⭐️ アメリカ生活の長くなった筆者による、当地での様々なエピソード、英語学習の参考になる事など　⭐️

「エピソードで覚える英語のフレーズ」アメリカ留学中に知り合った人々とともに経験談を持ち寄って作った「使える」英語フレーズ集です。

「エピソードで覚える英語のフレーズ第２集」使える」英語フレーズ　第２集です。最新のニュースから拾ったフレーズを多数収録しました。更に例文も増やし、充実した内容にしました。

「エピソードで覚える英語のフレーズ第３集」同じく、第3集です。コロナ関連のニュースから拾ったフレーズがいくつか収録されています。

ニュースの裏にある不都合（不適切？）な真実かな