いいドラマ | 楽々主義

楽々主義

徒然なる日々

不撓不屈の精神だねっていう話☆

下町ロケット
最終話見ました。
最後まで、
スカッと心を晴らしてくれた。

ただの
逆境からの成り上がり
ではなくて、
ただの
弱小なものが強大なものに立ち向かう
だけじゃなくて、
まして、
正義対悪とかではなくて。

許すことと許さないこと、
譲れる部分と引けない部分、
失敗と成功、希望と挫折、
社会の無慈悲さ、つながりの温かさ、
人の冷たさ、人の慈悲深さ、
色々な側面が、折り重なり、
混じり合っているからこそ、
きっと感動できるんだろう。

人間は、
色々な環境や境遇一つで、
そのどちらにも転ぶものだ。

前にも言ったけれど、
悪役の悪さがぶっちぎってて、
そこが見事なんだよね。
中途半端じゃなくて、
とことんまで悪でいる。
そして、そういう役をこなせる役者。
実に素晴らしいヒールっぷり。

また、必ず勝つと分かってるけど、
はらはらさせられる主人公側。
頼りなくて、危なっかしくて、
だけど、一本筋の通った、
信念の強い人々の真っ直ぐな瞳。
それをこなせる役者。
実に素晴らしい泥臭さ。

現代社会は、
失敗なんか出来ないし、
それを許容する器もない。
人々は挫折を怖れて、
挑戦をせず安定を求める。

そんな世の中だからこそ、
ああいうドラマに惹かれていく。

大人たちはズル賢く、
言い訳や理屈ばかりをこね回し、
責任の所在を曖昧にし、
なし崩し的に物事を運び、
ひとたび綻べば、
他人を悪者に仕立てあげ、
誰が悪い、自分じゃない。

そんな世の中だからこそ、
子どもたちに見てもらいたい。

人間なんて、
一人で何でもやれるほど、
強くもないし、
人間だから、
誰かに寄り添えるくらいには、
強いもので。
失敗するのが、
弱さなんじゃなくて、
失敗から学ばないことが、
弱さなんだって。

いい大人が、
一喜一憂しながら、
時に励まし、裏切られ、
挫折して涙を流し、
唇を噛み締めて、
悔しい思いをし、
それでもあがいて、
何とか一歩でも前に、
一段でも上にと、
もがき回る姿を。

大人っていったって、
そんなもんなんだってのを見せられる、
そんな世の中だったら、きっと、
『失敗したってまた挑戦すればいい』
って、子どもたちに、
思ってもらえるんじゃないかな。

そんな大人像で、
いいんじゃないかな。

カッコよさってのは、
そういうことなんじゃないかな。