ベクトルを変えていこうよって話。
火薬を使うのでも、
人殺しの道具にするのと、
人を楽しくさせる道具にするのとがある。
使い道が違うだけで、
結果まで変わる。
もたらすのが、
悲しみの涙なのか、
嬉しい笑顔なのか。
銃弾を込めて、撃鉄を鳴らし、
血の雨を降らせる。
魂を込めて、大音を轟かせ、
色とりどりの花を降らせる。
成分は違うかもしれない。
でも、
同じ火薬ならば、
それは結局、
どう使用するのか
ではないのか。
争うにしても、
形というものがある。
難しいことなのだろうか。
競うにしても、
やり方はいくらでもある。
困難なことなのだろうか。
誰もが楽しくなるような、
そんな争いや競う道を、
選ぶことは。
どうして人は、
殺し合うことでしか、
何かを収めることができないのだろう。
どうして人は、
憎しみ合うことでしか、
誰かを守ることができないのだろう。
夜空に咲く、
大輪の花を見ながら、
ふと、
そんなことを思いました。