これは参ったぜっていう話☆
長沢樹さんの『消失グラデーション』
を読んだ。
私立藤野学院高校に通う二年生、バスケット部の椎名康。
ある日、屋上から一人の少女が転落するという場面に遭遇した。
血を流し、地面に横たわる彼女を助けようとするが、
突如、目の前から忽然と姿を消した少女。。。
現場に駆けつけた直後に、何者かに眠らされた僅かな間に起きた、失踪事件。
学校には『ヒカル』と呼ばれる不審者の影が。。。
謎が憶測を呼び、複雑に絡み合う先に待つ、驚愕の真実とは。
いやはや、
さすがは“横溝正史大賞”
久しぶりにハードカバーを買おうかと眺めていたところに、
『綾辻行人、北村薫、馳星周絶賛のミステリー』
の文字が飛び込み、
『歴代受賞作の中でも三本の指に入る。綾辻』
『誤りなく組み上げられた建築のようだ。北村』
『今まで審査員として読んだ中での最高傑作。馳』
これは買うしかないだろう!!笑
そして、期待を裏切らない☆
こりゃあ間違いなく傑作だ♪
しかも、
小説という舞台を、
最大限に利用した。
余り言うと、ネタバレになるから触れませんが、
ある程度予想していた事と、それを軽く上回る衝撃が、
“やられた感”
となり、いい気持ちでした☆
なるほど、
これは実に上手いし、
真実を知る前と後が、
矛盾なく繋がる文で紡がれている。
むしろ、
知ったときにこそ、
随所に散りばめられた伏線が、
見事鮮やかに蘇る感じ!!
してやられた。
しかも、最良の形で。
お三方が、声を揃える価値。
うむ、納得!!!
非常にオススメな作品です♪