
吉村達也さんの『トリック狂殺人事件』
を読みました

刑事烏丸ひろみに届いたのは“トリック卿”なる人物からの百万円入りの一通の手紙。
雪深い山奥に佇む“うそつき荘”にて行われる、賞金総額六億円の謎解きイベント。
集められたのは、男女7人。しかし、烏丸を除く6名は“大嘘つき”であり、
尚且つ、その中には主催者であるトリック卿も含まれているという。
始められたクイズゲーム、次々に起こる不可解な殺人事件…
招待客の中に紛れ込んだトリック卿の正体とは、連続殺人事件のトリックとは。。。
今までに読んだミステリの中では、かなり純粋なミステリーなんじゃないかな?
綾辻さんや道尾さんはなんかから比べると


多少複雑な動機やミッシングリンクも絡んでいて、単純ではないものの、ネ

設定やトリックなんかも、かなり古典から引っ張ってきている感じがするし

ある種、教科書的な展開で、斬新さや奇抜さに関しては、これと言ってナイ…笑
どんでん返しはなかなかだったケドね

この本は推理するのがカナリ難しいと思われる。。。
“嘘”
が、テーマなだけに、本文からの情報だけでは、正直キツいです



何て言うのかな~。。。
話の先の読めなさが、謎からくるというよりは、嘘からきている、とでも考えたら良いかな

あまり読者を意識してない感じだったな、テレビを見せられてる感じで

故に、感情移入させられたり、あたかもその場に居る様な臨場感も、やや薄かった気が…
どこか一歩引いた位置で、物語を見物しているような

まぁこれも一つの見せ方なんだろうネ

著者自身、あとがきで、これは映像化を見越した作品だって言ってたから、
小説・読み物と言うよりは、脚本とか台本みたいなのに、近いんだろう

