誰も知らない | 妄想日記

誰も知らない

この光りの中で、かつてあの子達が必死で生きていたという事実。

あの瞳が失われたという結果。

彼等は今どこでどうして生きているだろう。

母親の声をふり切ることができた彼を、私は理解できないでいた。すすり泣く声が、なぜか耳障りだったこの夜。

私は温かい家に帰る。