「ほぉ、すごい!」、「そんなことも出出来るんだ」。
朝から出島交流会館で「3Dモデリング入門」研修会を開きました。
おもちゃ病院にはプラスチックのパーツが破損したおもちゃが数多く持ち込まれます。
プラ板加工や針金、金属板を使って代用品を作ったりするのですが、手間がかかるうえに体裁もよくありません。
3Dプリンターを使うと本物とほぼ変わらぬパーツを作ることができます。最近は3Dプリンターを使うおもちゃが全国で増えており、長崎おもちゃ病院でも使うようになりました。
といっても、個人的に3Dプリンターを持っているNドクターに依頼しての製作です。非常に正確で美しい仕上がりなので重宝して製作を依頼する人が増えています。
ただ、3Dプリントをするためにはモデリング用の立体設計図を書く必要があります。それもNドクターに頼っており、今後も増え続けるとNドクター1人では負担が大きくなってしまいます。
そこで、3Dモデリングの楽しさを知ってもらい、1人でも多くデータ作成ができるドクターを育てようと研修会を企画しました。
Nドクターを講師に、有志ドクター15人が参加。実際に3Dデータ作成ソフトを操作してのモデリングを経験です。
Nドクターがソフト操作をプロジェクターに映し出して現在進行形でデータ作り。参加ドクターも自分のパソコンで一緒にデータ作成に取り組みましたが、懇切丁寧でわかりやすい説明だったので、すぐにソフトを使いこなすドクターも何人か居ました。
2時間と短時間でしたが、密度の濃い研修で、ドクターの関心がさらに高まったと思います。

