「早くこっちへ来て体験指導を始めてください!」。
穏やかに言ったつもりだけど、ちょっと声が尖っていたかもしれない。
今日から3日連続の銀細工ボランティア。
朝、工房の準備をしていると神奈川県から修学行の高校生5人が飛び込みで体験へ訪れました。
当番は私の他に塾生さん6人。マンツーマンで指導できます。
2人がプレート、3人がハートをチョイス。
一通り体験の内容を説明した後、「それでは始めましょうか」。
私がプレートの体験指導を始めても、塾生さんたちは工房の端の方に立ったまま傍観しています。
ハートを選んだ3人は指導が始まらないので戸惑った表情。そこで冒頭のセリフとなった次第です。
体験のお客さんが来ると塾生さんたちは他の用事がある素振りを見せて、すぐに指導につこうとしません。いつも、誰かがやるだろうと様子見です。
以前から注意しているのですが、まだ改まっていません。まったく、もう! ((+_+))
注意した後、塾生さんたちは高校生たちと和気あいあいと会話しながら指導をし、順調に進んで時間内に終わらせることができました。高校生たちも楽しそうで良かった。
でも…。笑顔で帰る高校生たちを見送った後、
「お客さんが来るといつも体験指導を避けようとするけど、率先して指導に入らないと駄目ですよ」と𠮟りました。ちょっときつく言いすぎかもと思いながらも、注意すべきところは注意しておかないと。
みんな神妙な顔でシュンとしましたが、それも束の間、「あ、もうお昼ですね。食事にしましょう!」。
すぐに、いつもの表情に戻りました。本当に反省してるのかな?(笑)