大事にされた花が一輪。

僕は誰に植えられたのだっけ。

そういえば、思い出せない。

それでも僕は、彼女が大事に大事にしてくれる花だ。









大好きな花が一輪。

これはなんという名前なの。

そんなことすら知らないのに、大好きだと思える。

だって、あたしが転校してきたその日から、ずっと植わっている花だから。









あたしの思い出の一話。

好きな人ができて、好きな人にふられて、告白されて。

あたしの泣き顔も笑った顔も、初めてのちゅうの瞬間も。

あたしの物語全てを見てきたたった一人、それがこの花。










最後まで一人ぼっちの花が一輪。

さようなら、彼女はもうここからいなくなる。

明日は水をもらえないかもしれない。

もう誰も気づいてくれないかもしれない。









それでも、咲き続けた花が一輪。

1年後も、5年後も、ずっと誰かを見守るように。

水をもらえなくても。

それでも生きている。

だって、きっと明日には彼女が来ると信じているから。















ただいま。

君は一人ぼっちじゃないよ。

そう言って彼女が笑いかけてくれる。

そんな夢を、僕は見続けた。














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雨の日はキライ。

特に今日みたいな雨は。

ましてや、彼とケンカした次の日の朝なんて。

(たいしたけんかではなくて、お互い意地張っちゃっただけだけど)












最悪。





















『七色の少女。』





























家の鍵を探して机から何からひっくり返していると、昔大切にしてた『虹の玉』が出てきた。

といっても、ただのビー玉だ。

なんで『虹の玉』なんてたいそうな名前つけたのかなんて、もちろん忘れた。






それより早く鍵を見つけないと、遅刻だぁ。

うはぁ。














ビー玉を持ったまま、ふと窓の外を見ると、水溜まりにはしゃぐ小学生たち。

元気でいいね。

はは、あたしにもあんな頃があったんだ。





だから急がなきゃ!

うはぁ。




持っていたビー玉をぽっけに突っ込んで、駆け出した(学路をかける少女、あたし)。































学校の授業なんてのは、基本的にぼぉーっとしていれば良くて、

そこそこにそこそこな学力を持つあたしは、テスト前に頑張ればそこそこな点を取れる。

だから今は、お昼に購買で限定販売するメロンパンのことを考えたりする。



おいしそう・・・・・・。































そうして向かえたお昼休み。

あたしは友達と購買へ向かう。

周りの女子を容赦なく蹴散らし、何となく悪ふざけで周りの男子に愛嬌を振りまく。

「やったぁ、メロンパン残ってたあ」

なんて、友達のAちゃん(ここで伏せると、神妙になるね)ははしゃいでる。











カラン、コロン。









その時、ざわついた廊下に小さな音が響いたけど、そんなの誰も気づかなかった。

もちろん、あたしも。


高校生ともなればもう大人なわけで、そんな物音一つでいちいち何かを感じたりはしない。
































授業はあたしの眠気が醒めるとともに終わって、帰り支度に精を出す。


今日みたいにバイトもなくて、友達と買い食いする予定もない日は・・・・・・。



















下駄箱の向こうで、彼が待ってる。

















昨日けんかしたばかりなのに、律儀に待ってる。

あたしは顔も見ずに、もちろん声もかけずに、一瞬彼の横に立ち止まって。



歩き出す。




慌てて彼が後ろから付いてきて、曇り空の通学路を二人で歩いた。






























気まずそうしている彼のことだ、もうそろそろだろう・・・・・・。


「あ、えと、俺・・・・・・。昨日は、ごめん。」


ほら、きた。

我慢できなくて謝るのはいつも彼。

それを許すかどうか、ちょっとだけ迷って、結局許すのがあたし。

だって、彼は子どもで。

あたしはもう、大人だから。












「仕方ない、ゆる・・・・・・」

「あぁ!!」


遮るように(事実遮ったぞ、コイツ)彼はあたしを指差して叫んだ。

なんだなんだ。

そう思って気づいた、彼はあたしを指差したのではない。


あたしのずっと後ろの・・・・・・。














「向こうの空、晴れてる!」



そんなの指差すほどのことじゃないのに。

彼は強引に、ぽっけに手をつっこんだあたしの手を引っ張り出す。

そのまま手を引っ張って日向に連れて行かれた。


























「ほら、これ見て!」







彼が空へ向けて掲げた手には、1つのビー玉があった。


























あれ、そのビー玉・・・・・・。























「ビー玉の中! 虹が見えるでしょ!?」


太陽の光をいっぱいに集めたビー玉の中は、きらきら光っていて。

これでもかってくらいに、輝いていた。





























いつの間にかあたしが落としたビー玉を、彼は確かに握っていて。



虹を捕まえた!ってはしゃぐ彼は、あたしがあっという間に忘れたキモチを掴んでいた。


「ね! 綺麗でしょ!?」


「今日購買の近くで拾っちった」


「物理で習った、光の性質でさぁ・・・・・・なんかよくわかんないけど!」








マシンガントークを繰り出しては喜んでいる彼は本当に子どもみたいだ。

子どもな彼に、それの本当の名前を教えてあげよう。




































「それ、ビー玉じゃないよ! 虹の玉っていうんだよ!」















おかえり、子どものあたし。

あの頃のあたしは、雨の日も大好きだった。

































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ごきげんよう、林檎です。

皆様いかがおすごし?




林檎は昨日久しぶりにおねいちゃんに会っていました。

それはそれはシアワセな一時。

冬の北風も、そのせいでボサボサになる髪形も、忘れるほどでした。



ちなみに、我々がどんな姉弟かというと・・・・・・。

清純派黒髪ロングのロリ顔半天然美少女(微笑女?)の姉。

短髪つんつん頭で顔面&精神年齢低めの姉好き青林檎な弟。

かつて姉はコンビニに行くために林檎の自転車を借りたのだけど、

なぜか自転車を大破させて帰ってくるという不可解な行動をとり、

対する林檎は自転車のことなどどうでもよく、

「おねいちゃん怪我は!?」と慌てふためくシスコンぶり。(ちなみに無傷でした)

そんな相思相愛の姉弟なのです。




閑話休題。

今まで黒髪ロングを惜しげもなく似合わせ清純派黒髪乙女を醸していた姉が・・・。

昨日会ったら、茶髪セミロングしかも流行りのゆるふわなどではなく、

毛先乱切りのスポーティなサバサバ系女子になっているではありませぬか!








あぁ・・・・・・。









それはそれでとっても可愛い。

25歳でありながら未だに女子高生と間違えられるその顔には、

天真爛漫な少女のような前髪も、サバサバ系セミロングも、

何だって似合うであります!!!











ふぅ。

ちょっと落ち着かなくては。。

ということで、新生おねいちゃんを描いてみました。


$FANCY APPLE-お姉ちゃん1








それでは。