「え・・・・・。今、なんとおっしゃりましたか?」



「篠田さんは・・・長くてもあと、3ヶ月しか生きられません。」



「・・・・・・・・・・・。」


私は黙り込んでしまった・・・。

3ヶ月という言葉に・・・・。


「それは、治すことが出来ないんですか?」


「今の時点では、もう何も出来ません・・・。」


その言葉に私は失望した・・・。

付き合ったのっていつ?

まだ、1年も経ってないよ。

3ヶ月・・・・・・

短すぎるよ・・・・・

光のお母さんには何て説明すればいいの?

光本人にはどーいえばいいの?

私はこんな事してて、いいの?

許されるの?


頭の中でそう思い始めた・・・・。



話を受けた後・・・

光のお母さんが、来た。

辛かった・・・・。

こんなの言うの辛かった・・・・。

3ヶ月って言葉を口にするのが辛かった・・・・。

涙が出そうだった・・・。

でも、今一番、不安なのは、光のお母さんだ・・・。

辛いという思いを心に押し込めて、私は・・・


「ひ、光のお母さん・・・。お、落ち着いて・・・聞いてください・・・。」



「・・・・・・・・。」


光のお母さんは黙ったままだった・・・。


「光は・・・・・・・」

私は心に押さえ込んだのに・・・。



ポタッ・・・・・・・。



涙が床に落ちた・・・・。



「ひ・・光は・・・・・・

 ひ、光は・・・・・・・

 あと、3ヶ月しか生きられないそうです・・・・・。」


「・・・・・・・・・。」

光のお母さんは、黙ったままだった・・・。


光のお母さんは・・・・


「その先生はどこにいるの??」

急に大きな声で今にも泣きそうな顔で喋り出した。


「ひ・・・光はどこにいるの?」


「・・・・・・・・・。」

私は、光のお母さんの辛そうな顔に耐え切れなかった・・・。


「ねぇ。どーして、どーして、うちの子なの?」

お母さんは、泣いていた・・・。


「3ヶ月なんて嘘でしょ?

 ねぇ、嘘って言ってよぉ~~~~。」


もう、いつも静かな光のお母さんじゃなかった・・・・。



自分でも何を言っていいのか?

泣いていいのか?

分からなかった・・・。


どーして、神様はこんな事したの?

私がいつも悪いことしてたから?

それとも・・・・

私と光は付き合っちゃいけなかったの?



そー考えてたとき・・・・。



「篠田さんのお母様ですか?」


看護婦さんが、光のお母さんにそう言った。

泣きながら、光のお母さんは・・・


「は、はい・・・・・。」


そう答えた・・・。


そして、光のお母さんは、看護婦さんについて、どっかに行ってしまった・・・。



取り残された私は・・・

もう、悲しみ・苦しみ・辛さを通り越してていた。



そのころ・・・・

光のお母さんは、もっと悲しんでいた・・・・。