ブログネタ:うまく歌えたらイイナ!と思う曲は? 参加中



「え・・・・・・・・・・・。」

「俺は、余命3ヶ月なんだろ?」

「な・・・・な、何言ってるの!(笑)」

「・・・・・・・・・、俺は本当のことを聞きたい・・・・。」

「本当のことって・・・・・」

「なぁ。どーなんだよ?」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

「奈美子・・・・聞いてるか?」

「余命3ヶ月・・・・光がそんなわけ・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「ないじゃん!」
涙が・・・・
涙が・・・・

もう、こらえられなくなって、屋上の扉を押して、屋上から出た。
そのまま、走って、光の病室にいった。

心を落ち着かせ、椅子に座った。

「私のバカ・・・・・・・。」
そう言って、ベットに頭をつけた。






「そうだよ!お前はバカだよ。」

その声にびっくりして、顔をあげた。
そしたら、疲れてヘトヘトになった光がいた。

「お前はバカだ!正直バカだ!」

疲れているのに光は声を出す。

「でも、そんなところに俺は惚れたんだ。」

光は、照れながら言う。

「だから、ありがとな!」

そういって横の椅子座って私の頭をなでる。




この瞬間(とき)が一生続いたら・・・・
どんなに幸せなんだろう。
この時そう感じた。




しばらくしてから、

「私、看護婦さんに朝ごはん下さいって言ってくる!」

そう言って、病室から出た。



看護婦さんに伝えた後・・・・
病院内をグルグル回っていた。


2階で光のお母さんに会った。


ど、どうすればいいんだろう・・・・
光が知ってしまったことを言ったほうがいいのだろう?
それとも・・・言わないほうがいいのだろう・・・・か


「奈美子ちゃん!どーしたの?そんな顔して・・・・」

「いえ。大丈夫です!」

「そんな・・・・教えてくれたっていいじゃん。」

「いえ・・・・・」

「奈美子ちゃんは、私の娘同然なんだから・・・・」

「わ、わたし・・・・・・・」

「?」

「私、最低なことしました・・・・。」

「さ、最低なこと?何かやっちゃたの?」

「は、はい・・・。」

「言ってみて。」

「光に・・・・・・・・・・・」

「光に何したの?」

「光に言ってしまったんです・・・・。」

「何を?」

「よ・・・・・・」

その時!

急に光が現れて・・・・

「奈美子!用があるからこっち来い!」

そう言って私を引っ張ってた・・・。
もちろん、光のお母さんは ? って顔して・・・


引っ張っていた手も離し、急に立ち止まった。
そして、振り返ってこう言った。

「奈美子・・・・お前、さっき母さんになんて言おうとした?」

「光に話してしまったことを・・・言おうと・・・・」

「・・・・・・・・・・やっぱ、お前は、昔からなんも変わってねぇな。」

「子供扱いしないでよ!」

「んじゃ、お前は、もう大人か?」

「・・・・・・・」

「ほらな。
 ま、そーいっても俺も大人じゃないけどな。」

「・・・・・・・」



「それでな。母さん、親父には俺が知ってることを言わないでほしいんだ。」

「なんで・・・・」

「もう、心配掛けたくないからだよ。」

「・・・・・・分かったよ」

「あ!
 でも、お子ちゃまには、嘘つけないかぁ。」

「嘘ぐらいつけます!」

「んじゃ、了解してくれたってことだね。」

「・・・・・・・。」

そう言って、光は去っていった。

でも、光は、どこで、余命3ヶ月ってことを知ったのだろう・・・
なぜ、怖くないのだろう・・・・・


頭にそんな疑問が浮かんだ。




「あ!奈美子ちゃん、見~つけ♪」

光のお母さんの声がした。
振り返ると、そのとおり、光のお母さんがいた。


「奈美子ちゃん♪光と何話してたの?」

「いえ。特には・・・・・」

「何?二人のラブラブトークに私は入っちゃいけないってこと?」

「そんなこと・・・ありませんよ・・・」

「って、事は・・・ラブラブトークしてたのね」

光のお母さんは嬉しそうに言ってた。
でも、その裏には、悲しみが溢れたはず・・・・


「でも、あんな、光の浮かない顔、見たの初めて。」

「え?」

「何年間も育ててきたのに・・・一度もあんな顔してなかったのに・・
 奈美子ちゃんを引っ張っていく時、浮かない顔してた・・」

確かに、私を引っ張っていく時、すごく怖い顔をしていた。
でも、それは、私が光のお母さんにばらそうとしてたから・・・・

そー言おうとしたけど・・・

頭のなかで

‘もう、心配掛けたくないからだよ‘

という光の言葉を思い出した・・・。


「あ、あの時は、急いできたからだと思います。」

「あら、そう。」

もし、そのことを知ってしまったら・・・
光のお母さんは、悲しむだろう・・・・


「でも・・・・
 何かが違うのよ・・・・。」

「え?」




「もしや・・・・」




その言葉にびっくりした。