初めて携帯電話を使ったのはいつ? ブログネタ:初めて携帯電話を使ったのはいつ? 参加中




「もしや・・・・・・」

「光く~んのお母さ~ん」
女の人の声がした。

その女の人の声は、看護婦さんだった。
「あ!光くんのお母さん!」

看護婦さんは、疲れていた。


「お母さん、お話があるので、こちらに来て頂けますか?」


「は、はい・・・・。」

そのまんま、光のお母さんはどこへ行ってしまった。


「はぁ。」
私は、ため息をつく。


あそこで、看護婦さんが来なかったら、どーなってただろう・・・。
光のお母さんに聞かれ、答えていたのかもしれなかった・・・。
約束を破るところだった・・・。





もう、クタクタになった。



もう、ダメだ・・・・。



倒れそう・・・・。



意識が朦朧(もうろう)のなか、私は、光の病室に向かった。













ドーン。




・・・・・・。



何かにぶつかった。



そしたら、バタバタ走ってくる音が聞こえた。



「おい!大丈夫か?」



ひ、光の声だ・・・・。



私に、何が起きたのだろう・・・・。



「早く、立てよ!」



え・・・・・?

立つ!?


「いつまで、廊下に寝てるんだよ!」

寝てる!?

私は、目を開け、辺りを見ると・・・

壁、壁、床、床、人の足・・・・

え?

そう思いながら、私は、立った。
「何、やってるんだよ?」

光が言う。

「え?私に何が起きたの!?」

「何って・・・・(笑)」

「え?」

「俺の病室の前の壁にぶつかって、それから、
 倒れて、数分ここで寝てたんだよ!」

確かに、上を見ると、‘篠田 光‘って書いてあるから、光の病室だ。

「お前、疲れてるんじゃないのか?」


「え?いや。大丈夫!」


「また、無茶して。」


「無茶なんか・・・・。」


「中2の時なんか・・・
 合唱祭の歌の練習しまくって、
 のどからして、出れなかったじゃん!」


「う・・・・・・。」



「今日は、家に帰れよ!」



「でも・・・・・・光が・・・・・」



「俺は、大丈夫!」

光は、ニコッって笑う。



そして、私は、
家に帰ることにした。


「奈美子ちゃん、気をつけてね!」

先生を待ってる光のお母さんが言った。
「はい。」



そう、見送られて、
私は、病院から出た。



その後、起きることを知らずに・・・・。