Let's "FANCRUISE"!!

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株式会社FANCRUISEのblogです。少しでも皆さんのお役に立つことをお伝えできればと思っています!

株式会社FANCRISE
〒650-0027 神戸市中央区中町通3-1-16 サンビル502号
TEL:050-5586-5106 FAX:078-330-4298
e-mail : info@fancruise.blue

よろしくお願い致します!

ネットショッピングをする、あるいは外食でお店を探す時、美容院を探す時でも、無意識のうちにいわゆる「口コミ」をチェックする習慣が身についてしまいました。メーカーが「この商品は最高ですよ!」、飲食店が「うちのメニューはどれも美味しいですよ!」とPRするのはごく当たり前の話なので、その言葉だけを額面通り受け取るわけにはいきませんし、広告に載っているとすれば例えばホットペッパーに掲載されている飲食店を「美味しいお店」と書くのは、それはリクルートとしては大事なクライアントなのでこれまた当然の事・・・。食べた事などなくても「美味しい」と書かざるを得ないわけです。

この仕組みを知ってしまうと、広告の中にあるPRは何ひとつ信用できないという事になってしまいます。そんな時に役立つのが「口コミ」です。実際にその商品を買った人のレビュー、食べた人の感想、髪を切った人のコメントなのです。この口コミ欄の中でボロクソに書かれてしまうと、買おうと思っていた気持ちは萎えてしまいますし、別のお店にしようと探し直す事になりますね。そのため、この口コミ欄が一般化して以降、口コミをどうコントロールするかがプロモーション活動の中でもより大切な仕事となりました。最悪のパターンだとサクラを雇って書き込ませたりする行動も・・・Amazonなどでやたら高評価ばかり並んでいて、これを買おうかなと思ってよくよく見ると日本語としてどうも怪しい・・・外国のバイトさんが適当に「☆5つ」をつけてコメントだけ残している、というような事例もありました。

すべて実力で勝負!と考えて放置していると、例えば飲食店だと、一生懸命商売をしていても、たまたま口に合わないお客さんが「まずかった」なんて書き込みをしてしまうかもしれません。そんなコメントを放置してしまうと店舗としての評価は下がってしまい、来客も減少してしまうでしょう。返信できるシステムなら「ご来店ありがとうございました。お口に合わなかったようで申し訳ございませんでした。美味しいメニュー作りを引き続き努力して参ります」位書いておけば、見る人によっては“料理に対して本気で取り組んでいる、いいお店かもしれない”と好印象になる可能性も出てきます。口コミを制する者がPRを制する。本質的には、「いい口コミを書いてもらえるようないいサービスを提供する事」に注力すべきですが、今後SNSなどでますます口コミが持つ威力は大きなものとなっていくでしょうから、正しく対策し続ける事は必要不可欠となっていくのではないでしょうか。

オールリファラルで求人企業や求職者をご紹介頂く形で事業を続けている弊社にとっては、口コミこそ全て。
毎回通知表を返される気持ちで、緊張感を持って仕事に向き合っていきたいと考えています。
 

 

僕が入社した当時のリクルートという企業は、リクルートコスモスが背負った1.8兆円もの負債をたったの10年で完済する程、猛烈な勢いで稼ぎに稼いでいました。今はどうか知りませんが、当時は「ムダな事」に時間を割いている余裕などまったくなかったわけで、新人時代からムダ=利益に繋がらない事は根こそぎ削り取っていく事を徹底して叩き込まれました。

猛スピードで仕事をこなす事を要求されるので、既存のルールを逸脱する事もままありました。上司や先輩からは、例えて言うならば「赤信号の歩道でも、車がまったく通っていないならバカ正直に待たずにさっさと渡れ!」という感じでしょうか。法律に触れるような行為があってはならないのですが、当時はそれよりも「稼ぐ事」「営業目標を達成する事」に思い切りフォーカスされた日常が続いていたのです。その流れで違和感のある事も多々ありまして、例えば・・・ちょっと電車を待てばいいのにすぐにタクシーに乗って移動する、とか。一見ムダの典型例のように思えましたが、上司からは「俺の時給、いくらやと思ってんのや!」となかなか理不尽な叱られ方をした事もありました・・・笑

70%の精度でいいから、とにかく早く仕事を進めていく。もちろん70%だと不完全でダメなのですが、100%になるまで手の内に残しておくのはもっとダメ。早く出して、クライアントや上司から修正指示を受けて、ブラッシュアップしていくイメージでしょうか。「速さ」は全てに優先されていたように感じていました(実はそんな事なかったのかもしれませんが、新人時代は思い切りそう受け取っていました)。

 

ところが、仕事において粗が目立つのは決して褒められた事ではありませんよね。手順に従って、二重三重にもチェックをして、ミスなく確実に、誠実に納品する。この積み重ねがいかに世間から信頼される事になるか、今では痛切に感じさせられます。メール1通返信するとしても、丁寧な文章で送られてくる相手には、こちらも丁寧に対応しなくては、と背筋が引き締まります。チャットやスラックなどのツールが普及し、まどろっこしい挨拶抜きにして本題に入る!みたいな風潮がよしとされつつあるようにも感じますが、一見回り道で面倒だと思われるような事でも、愚直に丁寧な仕事を続けている企業さんは、やっぱり信頼できますね。

あまりにも荒っぽい仕事ばかりしてきてしまった自分にとっては、『回り道(だと思える行動)を厭わない』仕事の進め方には、もっと徹底して拘らないといけない課題だと感じています。これまで仲のいいクライアントさん達が大目に見て下さっていただけで、きっとたくさんのミスをしでかしてしまっているのだろうな・・・という事を考えると、これまでの仕事を振り返るのも怖くなります💦これから、改善していきますのでご容赦を・・・。

 

 

 

リクルートに入社して、最初に配属になったのがFNX事業部という通信サービスを取り扱う部署でした。
NTTさんから余っている回線を安く仕入れてリセールする『FAX一斉同報サービス』という、当時としては画期的なビジネスモデルだったそうです。「そうです」と言うのも、僕が入社した時点では世の中にe-mailサービスがどんどん普及していくタイミングで、既にニーズの峠を越えていたため最盛期を知らなかったのです。むしろ衰退に向かう手前あたりだったように感じています。

そんな事業に最初に関わる事になって、何がきつかったかといえばクライアントが多種多様な業種に跨っていた事です。当時、オフィスの同じフロアの隣には「AB-ROAD」「じゃらん」という旅行事業部があり、ここの営業マンが対象とするのは旅館やホテル、海外向けの旅行代理店などが対象となり、業界特化型のサービスであったために「わかりやすい」営業スタイルでした。階下には「ゼクシイ」が結婚式場に、「ホットペッパー」が飲食店に、それぞれ広告営業に出かけていくわけですから、何とまあわかりやすい事かと羨ましく感じました。こちらの顧客といえば都道府県単位での歯科医師会、大手通販サイト、スポーツメーカー、工具商社、先物取引から消費者金融まで、もうありとあらゆる業種のクライアントを抱えていたわけです。通称“ヨミ会”と呼ばれる営業ミーティング・・・主に新人や若手営業マンを激詰めする会議の場、なのですが・・・では、毎回のように上司から「そこ(のお客さん)は何屋さん?」と訊かれるところから始まりました。そこできちんと答えられないと「お客さんの事ちゃんと調べんかい!」と激詰めされたのです。一番きつかったのは、先輩から引き継いだ顧客があった事です。もちろん百戦錬磨の先輩方は、そのお客さんと切った張ったを繰り返してきたわけですから、それぞれのお客さんのビジネスモデル、強み弱み、ライバル企業の事まで何でも知っています。そんな先輩を前にして「この会社の商品は**で、主な顧客は**で、、、」と説明させられるのです。少しでも間違いがあれば思い切り指摘されます。どれだけ下調べをしようとしても、長く関わってきた先輩には敵わないのです。それなら最初から、その先輩に各クライアントの事を根掘り葉掘り詳しく聞いておけばよかったものを、当時は先輩方に話しかけるのも恐怖でしかなく(何を話しかけても叱られるので💦)うやむやにしたまま1週間が過ぎて、また次の“ヨミ会”でしばかれる・・・。そんな地獄の日々を過ごしていました。

 

クライアントが特定業種ならば、こんなつらい想いをしなくて済むのに。当時はそんな事ばかり考えていて、他のメジャー媒体を持つ事業部で働く同期仲間を羨ましく感じていた事を覚えています。でも、それは「隣の芝生が青く」見えていただけの事で、後々聞いてみると業界どっぷり型のビジネスはそれ相応の厳しさもあって、例えば「ゼクシイ」の営業マンだと、日本中の結婚式の相場やトレンドに詳しい人だとめちゃくちゃ頼りにされる前提で商談がスタートするわけです。深く詳しく学び続ける必要があったわけです。FNX事業部の後はHR領域へ異動し、ここでも様々なジャンルの顧客と向き合い続ける事になったので、「特定の業界への深耕営業」はできないままとなったのですが、ある意味「広く浅く」世の中の色々なビジネスに触れる事ができたのは、とてもいい経験になりました。

現在、HRビジネスを続けている中で、ニッチな事業、職業に触れるのはとても面白く感じます。「こんな商売があったのか」と。ビジネスマンの初期に、あっちこっちの企業を訪問しまくってきた経験が、それなりに活きているのかなとも感じています。結局のところ、いくら時間をかけてホームページで調べてみても、現場で社長さんや社員さんから教えて頂くのがてっとり早いのですね。それがわかってから、ガンガン営業する行動力も身についたのかな?楽しく営業させてもらえています。