Let's "FANCRUISE"!!

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株式会社FANCRUISEのblogです。少しでも皆さんのお役に立つことをお伝えできればと思っています!

株式会社FANCRISE
〒650-0027 神戸市中央区中町通3-1-16 サンビル502号
TEL:050-5586-5106 FAX:078-330-4298
e-mail : info@fancruise.blue

よろしくお願い致します!

ITの進化により、色々なデータがより細かく、より正確に収集できる時代です。

物販であれば、過去の購買データから、今後どの年代の顧客がどれくらい、どんな商品を求めて来店するのか?という予測が高い精度で実現できるようになりました。生鮮品など入れ替えの激しい商品であれば、欠品も売れ残りもどちらも避けたい、ちょうどいい塩梅の仕入れができるようになっていく事で利益を増やしていけるでしょうし、回転率の高い商品は思い切って大量に仕入れる、という事もできるようになっていきます。

精緻なデータを手軽に入手できるようになった事を、大きな武器にできるのか宝の持ち腐れとするのか、それは入手したデータをどう分析して、どう活用するか次第です。データアナリストやデータサイエンティストといった職業もここ数年で脚光を浴びるようになりました。たくさんのデータを出すところまでは簡単にできても、そのデータをどう料理して自社のプロダクト改善に繋げていけるかは実に難易度の高い作業となるため、重宝されるのでしょう。

例えば老舗の寿司屋さんで、熟練の職人さんがいたとしましょう。過去数年間の顧客データを打ち出して「30代の男性客にはマグロが好まれている。来店した顧客のほとんどの人が注文している」という結果が出たとします。顧客比率は男性70%、女性30%。30代が占める割合が50%。こうなると、来店予測人数さえわかれば、マグロをたくさん仕入れておこう!と考えるかもしれませんね。しかし、マグロはその時々で価格も味も変わってきます。職人さんからすれば、そんなデータよりも長年の経験から「今年のマグロは脂が乗って旨い。こちらも自信を持って勧められるから、もっと仕入れたい」と考えるかもしれません。そこまでデータで分析するとなると、今度は店舗内のデータだけでは足りなくなりますね。市場でのマグロの価格動向までチェックしていく・・・しかし「美味しい、まずい」という食感まではデータ化なんて難しくなっていくかもしれません。そうなると最後の最後はどこかで<データ>と<経験値や感覚>とで折り合いをつけて判断しなくてはならない場面が出てくる事になる。その時々の判断をまたデータ化して、数年蓄積していく・・・。

データをうまく使いこなそうと思えば、膨大なデータ量に飲み込まれる事なく、そのデータ集の中から必要なものを取り出し、加工して分析しなくてはなりません。ビジネスはロボットが行うものではなく、顧客も生身の人間です。どこまでいっても、一定の「温度感」を推し量る力が必要である事は、ずっと変わらないのではないかとも思います。

 

 

27卒の就活戦線は、例年よりもさらに早いスピードで進んでいる感触があります。
体育会の皆さんに限定すれば、先輩たちの行動を見て同じようにゆったりスタートとなった組と、周囲の一般学生たちと同様に夏場から早期選考に乗っかった組とで、かなりペースが分かれてしまったように感じます。

売り手市場の相場は相変わらずで、きちんと就職活動の準備をして臨んでいる真面目な方々にとっては、自分の意思で企業を選ぶ事ができる状況になりやすいのですが・・・これが、かなり悩ましい問題となって優秀な学生さん達を苦しめてしまうようなのです。

<誰もが知る有名・大手企業からの内定を獲得する事>
これが、ひとまず就職活動でのゴールとなるのは昨年から変わらず。
本当は、ここをゴールに置いてほしくなくて、<その企業に入社して、機嫌良く働く事ができて、活躍できる事>を目標にしてほしいのですが・・・やっぱり忙しい体育会学生の皆さんにとっては、早く部活に戻るためには何をおいてもまず内定獲得!にすべてを懸ける。その気持ちも痛い程にわかりますので、あまり強く「そんな思考ではダメだよ」なんて注意する事も憚られてしまいます・・・。何度か相談に乗っていた学生さんから「(**業界の)△△社の選考が進んで、内定もらえそうです!」なんて嬉しいご報告を頂く事があるのですが、どう考えてもその方の志向や目指したい姿からは程遠い業種であったりすると、うーんとこちらまで悩ましくなってしまいます。安全圏内で就職活動を進めていくために、複数の企業の選考を同時進行で進めていって、幸いいくつかの企業さんから内定を獲得できた、できそうだ。この段階になると、皆さんは一斉に頭を抱える事になります。どこを選べばいいのか?という悩みです・・・。

 

A社かB社かC社か。
どこに入社して働けば、最良の選択となるのか。
この答えは、実は就活時点では誰にもわかりません。それぞれの企業の人事にも、当の本人にも。
どうやらここが自分には合っていそうだ、とか、前述のように外の人間からみればここは違うのではないか?とか、色々思うところは出てきます。が、結局のところは入社して実際に働いてみないと、いい仕事ができるかどうかなんてわかりません。

リーマンショック後などの不況の頃に就職活動をしてきた先輩方の中には、たった1社内定をなんとか勝ち取って入社したという方も少なくないはずです。選択肢があって、何のしがらみもなく自分の意思で選択できるなんて、こんな羨ましい話はないでしょう。ところが、本人にとっては選択肢がありすぎる事も悩みの種となってしまうのです。ハズレを引きたくない、確実に「正解」を引き当てたい・・・そんな呪縛に囚われてしまうと、せっかくの内定も嬉しい思い出とはならないはず。

最後の最後、決めるのは自分自身。

勇気を持って決断して、そして選んだ道を正解にする努力を、これから続けていけばどの道だって正解にできるのだと思うのですが・・・!
 

 

最近、中途採用マーケットの中で『タレントプール』という考え方が広まっています。
かつて自社に応募してくれたが先に内定者を決めてしまっていたため、選考する前に不採用通知を出さざるを得なかった候補者などは、タイミングさえ合えば自社でフィットしていた可能性が高いはずです。以前内定を出したけれど辞退されてしまい、他社へ入社した方であっても同様に、自社としては能力や素養を高く評価していたわけですから、仮に本人がその企業を退職して転職する意思を持てば、再度採用できる可能性が生まれます。

他にも過去に自社セミナーに参加してくれた方、就転職イベントで自社ブースに立ち寄ってくれた方など、少なからず自社に興味を抱いてくれた方を、メールマガジンの配信やSNSで繋がって包括的にフォローしていくなどの方法で『緩く』繋がり続けていく事で、そのように潜在的に将来再度アプローチできる可能性のある候補者をデータベース化していく事を指して「タレントプール」と呼んでいるそうです。

 

僕はリクルートに在籍していた頃から、求人広告に決して安くはないコストをかけて大々的に中途採用活動を行う方法にいくつか疑問を抱いてきました。確かにリクナビNEXTやとらばーゆ、タウンワークというメジャー媒体に掲載する事で多くの求職者にその求人を見てもらえる事になるものの、偶然の出会いに頼り続けなければならない・・・平たく言えば、あまりにも効率が悪いのではないかという事を感じていました。売り手市場のマーケットでは特に。縁もゆかりもない人との接点を作るためには、確かに広告媒体が必要となる場面もあるかもしれませんが、その時の採用活動で内定承諾者を出せなかったからといって、すべての活動コスト(時間とお金)を「採用ゼロ」という結果だけで終わらせるのではなく、タレントプールに登録して[今回はタイミングが合わなかったものの、近い将来に再度アプローチできる可能性がある候補者]として接点を持ち続ける。既存社員の友人などの紹介を促す「リファラル採用」、過去退職者の出戻り採用を行う「アルムナイ採用」など、一見さんではなく過去に接点のあった人を対象として考える採用手法は、ますます伸びていくのではないかと思います。

FANCRUISEでも、過去に就職活動のサポートをさせて頂いた大学生(当時)の皆さんの中で、数年後に社会人として転職相談を頂いたりする事も増えてきました。【ご縁を大切にする】という考え方、大事にしたいですね。