ワードやパワーポイントで文章を書くとき、目立たせたい部分を太文字にする場合がありますよね。
あの”B”ボタンをつかって♪
太文字にするときは、どんなフォントを太文字にしていますか?
実は「フォントによっては擬似的に太文字になっているものがある」てことご存じでしたか?
擬似的と聞くと、なにか違和感を覚えると思いますが、実は擬似的に太文字にしているフォントは、文字自体を若干横にずらして、ソフト側がかってに作っているんです。
ですから、文字自体がつぶれて逆に目立ちにくくなったり、可読性や可視性が損なわれたりします。
実際に擬似的に太文字となっているフォントをあげてきましょう。
良く使っているフォントが、”MSゴシック”と”MS明朝”だと思います。
しかしこれらは、すべて擬似的に太文字にされています。
ですから、拡大したときや文字を小さくしたときは、太文字であることにより見えづらくなる可能性があるのです。
では、どのようにして解決すれば良いのでしょうか?
それは、”MSゴシック”と”MS明朝”を太文字にしたいときは、太文字のボタン(B)を押さずに、フォント自体を変えることで解決できます。
”MSゴシック”は”HSゴシックE”へ。
”MS明朝”は”HGS明朝E”へ変更することにより、それぞれの自体を太文字にすることができます。
”HGSゴシックE・HGS明朝E”は太文字をベースに作られたフォントなので、文字がつぶれたり、見にくくなることが無くなります。
もしくは「どうしても”B”ボタンを押して太文字にしたい」と思った場合は、”メイリオ”や”ヒラギノ”フォントを使うと良いです。
これらのフォントは、初めから太文字になった時のことを想定して作られているので、”B”ボタンをおしても、つぶれた太文字になることはありません。
フォントを太文字にするときは、これらに注意しながら使ってみて下さい。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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