イベシナですが、ほぼカレ目線、ボーナスストーリーはゲト出来ました。
あれですね。後から出てきた曲の方が簡単です(爆)
本当に難しいんですから!全然落ちてこないもん!!
もうちょっと優しくしてください。
アバでミス10回無効効果の下駄を持ってるからなんとかノーミス状態でクリアできますけど
点数稼ぐにはGoodよりGreat取らないとね…… 頑張ります。トホホ
Episode17 繋いだ手、伝わる想い
A 遠慮します
B 後で良いです
C 夏輝さんが先に (40)
A とりあえず挨拶する
B 夏輝さんの名前を呼ぶ
C 通してくださいと言う (40)
A 早いですね (40)
B マスコミがいたなんて
C 確かに派手ですね
誰もいない夜の街で、私は夏輝さんに抱きしめられたまま呆然と立ち尽くしていた。
夏輝 「だって俺、○○ちゃんのこと、本気で好きになっちゃったから……」
降りしきる雨の中、夏輝さんの声だけが私の耳に響く。
「夏輝……さん?」
夏輝 「嘘でも、偽造なんかでもない。これは俺の本当の気持ちだよ
俺は……○○ちゃんのことが、好きなんだ」
ぎゅっと私を抱きしめてる手が、その言葉が嘘じゃないと言っているような気がした。
私の中に、嬉しさと喜びが満ちあふれていく。
(でも……)
夏輝さんのためと決意した気持ちが揺らぎそうで怖かった。
(私も夏輝さんのことが好き……。だからこそ……)
「私は夏輝さんの夢を奪いたくないんです」
震えそうになる声で、はっきりと言い切る。
「今がチャンスなんですよ……タイミングが……」
(言葉を止めちゃダメ。はっきりと言い切らないと)
夏輝 「もしかして、会沢さんになんか言われた?」
「……いえ」
夏輝 「隠さないで」
夏輝さんの真っ直ぐな瞳が、私を逃してはくれなかった。
「夏輝さんは優しいから……今度は私のために自分の夢を犠牲にしてしまう……」
前の彼女の夢を犠牲にしたことが、今でも夏輝さんの胸に棘となって深く刺さっている。
そのことと、会沢さんに言われたことが私の頭から消えない。
夏輝 「俺に……もう一度、夢のために好きな人を犠牲にしろって言いたいの?」
夏輝さんの声が低く鋭くなった気がした。
「私は……犠牲になんてなりません。
何度でも這い上がって、夢を掴みます」
それは本心だった。
好きな人が傷つくのを見ているくらいなら、自分が傷ついた方がいい。
「私はタフだって言ったじゃないですか。 だから大丈夫なんです」
夏輝 「……声、震えてるよ」
「さ、寒いからです」
夏輝 「嘘つきだね……」
夏輝さんはクスッと笑うと、私を抱きしめる手に力を込めた。
「夏輝さ……」
夏輝 「○○ちゃんは大事なことを忘れてる」
離してと言おうとした私の声を遮って、夏輝さんが呟く。
「え……?」
夏輝 「俺の気持ちと、俺がどうして頑張れてるかってこと」
(夏輝さんの気持ち……)
夏輝 「最初はさ、頑張ってる子がいるなって思ってただけなんだ
だけど気付いたら、○○ちゃんの頑張りに俺の方が釣られてた
○○ちゃんが頑張ってるから、俺も頑張ろうって」
私は夏輝さんと過ごした日々を思い出す。
最初に演技に向いていると言ってくれたこと、ドラマの撮影やライブの時に勇気をもらったこと。
何時間もレッスンに付き合ってくれたこと。
(支えられていたのは私の方なのに……)
夏輝 「○○ちゃんが言った通り、俺の夢は世界だけど
その夢に向かって走ろうと思えるようになったのは
○○ちゃんがいてくれたからだって気づいたんだ
だから……俺の夢は○○ちゃんがいないと成り立たないんだよ?」
「夏輝さん・……」
もう限界だった。
溢れる夏樹さんの想いを堪えきれず、私はその胸にすがりつく。
(私、やっぱり夏輝さんが好き 離れたくなんてない)
夏輝 「偽装なんかじゃなくて、本物の恋人として俺の傍にいてほしい」
夏輝さんの力強い言葉に、私はただただ頷く。
夏輝 「……ずっと一緒にいてくれる?」
「はい……っ
私も……夏輝さんが、好き……!大好きです……っ」
涙で濡れているのか雨でぬれているのか分からない顔で夏輝さんを見上げる。
夏輝 「俺も大好きだよ」
夏輝さんは言い終えるか終えないかのうちに、私の唇にキスを落とした。
びしょ濡れになった私は夏輝さんの部屋に来ていた。
(そういえば夏輝さんの家、入るの初めてだな)
改めて気づくと緊張してしまう。
夏輝 「○○ちゃん。お風呂、先入って?」
「お風呂…… 夏輝さんが先に入ってください」
夏輝 「俺は後でいいから」
「でも、夏輝さんが風邪ひいちゃったら困りますから」
夏輝 「俺は大丈夫だけど…… そんなに言うなら一緒に入る?」
「えっ」
顔を赤らめていると、夏輝さんがクスッと笑った。
夏輝 「冗談だよ」
夏輝さんは私にタオルと着替えを差し出す。
夏輝 「先に入って、ね?」
「……はい」
私は観念して夏輝さんからタオルと着替えを受け取った。
そしてお風呂を借りてシャワーを浴びる。
私は夏輝さんが用意してくれた着替えを着てお風呂場から出た。
「お先です」
そうっとリビングに戻る。
夏輝 「ははっ。やっぱり大きかったみたいだね」
夏輝さんはぶかぶかの私のシャツを見て笑った。
夏輝 「かわいい」
私の頭にぽんっと手を載せると、夏輝さんは笑いながらお風呂場へと行ってしまう。
ぶかぶかの夏輝さんのTシャツの袖を引っ張りながら、私は赤くなった頬を押さえた。
(なんか、すごいドキドキしてきた)
しばらく落ち着かず、部屋の中をうろうろしてしまう。
ようやくソファーに腰をおろすと、私はふうっと息をついた。
そしてきょろきょろと辺りを見回す。
(ギターいっぱい……。それにすごい数のCD。ステレオも高そう……)
音楽に囲まれた部屋の中に、ミィちゃんのグッズが転がっている。
ミィ 「ミィ~」
「ミィちゃん、元気してた?」
私はすり寄ってくるミィちゃんをひょいっと抱き上げた。
耳の後ろを撫でてあげると、ミィちゃんは気持ちよさそうに目を細める。
そして小さなあくびをした。
「ふわ……」
私もミィちゃんのあくびに釣られてしまう。
(ミィちゃんの顔見てたら、緊張がゆるんで……眠たくなってきちゃった
夏輝さんが風呂から出てくるのを待ってないと……)
私は必死で眠気を堪えていた。
夏輝 「お待たせ」
夏輝はお風呂から出ると、○○に声をかけた。
しかし返事はない。
夏輝 「あれ?」
不思議に思っていると、ミィの鳴く声がした。
夏輝 「ミィ、どうし……」
ミィの方を見て、夏輝は言葉を止める。
夏輝の視線の先には、○○の姿があった。
ソファーにもたれ、ミィを抱いたまま眠っている。
夏輝 「……この状況で寝る?」
夏輝は○○の無防備さに、ぷっと笑ってしまった。
ミィが○○の腕から抜け出すと、もう一度鳴く。
夏輝はそっと○○を抱き上げた。
そして起こさないようにゆっくりと歩き、○○をベッドに連れて行く。
ベッドに寝かせると、夏輝は愛おしそうに○○の頭を撫でる。
夏輝 「ゆっくりお休み」
夏輝は○○に布団をかけると、愛しげにそっと呟いたのだった。
瞼に光を感じて、私はゆっくりと目を開いた。
見上げると見慣れない天井が見える。
(あれ……?)
まだはっきりとしない頭で、記憶を辿っていく。
(確か昨日……雨に濡れて、それで夏輝さんの家に……シャワーを浴びてソファーでミィちゃんと遊んでたら……)
記憶はそこからプッツリと途切れていた。
(もしかしてソファーで寝ちゃった……?)
ふと横を向き、私は驚く。
「ひー!」
ひーって(笑) ギャーより良いのか?f^_^;
思わず声を上げてしまう。
なぜならそこには夏輝さんの背中があったからだ。
夏輝 「ん……起きた?」
シーツが擦れる音がして、夏輝さんが私の方を向く。
夏輝 「おはよ」
「お、おはようございます!」
(なんで私が夏輝さんのベッドに!? しかも一緒に寝ちゃった!?)
パニックを起こしていると、夏輝さんが私をギュッと抱きしめた。
「!」
驚く私に構わず、夏輝さんはそのまま寝てしまう。
「な、夏輝さん……」
夏輝 「んー……あと5分だけ、こうしてたい……」
夏輝さんはまるで子供のように私に抱きついている。
ドキドキしながらも、その姿が可愛くてそっと頭を撫でてみた。
夏輝さんは嬉しそうに目を細めている。
夏輝 「やっぱり……あと10分……」
むちゃくちゃ可愛い!ヤバいよなっちゃん!
まるでおねだりするかのように夏輝さんは言った。
(夏輝さんって、案外子供みたいなところあるよね)
新しい夏輝さんの一面を発見するたび、嬉しくなってしまう。
「夏輝さん……遅刻しちゃいますよ?」
そう言いながらも、私は口元を緩ませていた。
一週間に一度のデートの日。
夏輝さんと夕食の約束をしていた私は、待ち合わせの場所へと向かっていた。
(ちょっと早かったかな)
そう思いつつ逸る足を止められない。
待ち合わせの場所に着くと、そこにはすでに夏輝さんの姿があった。
「お待たせしてすみません」
夏輝 「いや、俺も今来たとこだから」
「私の方が早いと思ったんですけど……」
夏輝 「○○ちゃんに早く会いたくてさ」
夏輝さんの言葉に胸がドキッと跳ねる。
「……私もです」
照れながらそっと呟く。
そして思い切って夏輝さんの大きな手に自分の手を重ねた。
夏輝 「こうじゃなくて……こう」
夏輝さんが私の手に手を絡める。
ぎゅっと握りしめられ、胸がきゅっと音を立てた。
しっかりと絡まり合い、今までより熱を感じる。
(嬉しいけど恥ずかしいかも……でも嬉しい)
1人、口元を緩ませていると、夏輝さんが街角の時計を見た。
夏輝 「まだちょっと早いね。お腹、空いてる?」
「いえ、あまり」
夏輝 「じゃあ、ちょっとその辺ぶらぶらしようか」
「はい」
と答えたものの、いざ歩き始めると周囲の視線が気になる。
日が暮れきっていないこの時間帯はまだ明るく、人の数も多かった。
(テレビで取り上げられたから知られてるけど…… やっぱり視線が気になるな)
だけど夏輝さんはあまり気にした様子はない。
(気にしちゃダメ)
私が夏輝さんだけを見ていようと思った、その時だった。
ファン1 「すみません。JADEの夏輝さんですよね?」
1人がおずおずと話しかけてくる。
夏輝 「そうだけど……」
ファン1 「やっぱり!キャー!本物!」
ファン2 「○○○○さんですよね? 僕、ファンなんです」
「えっ……あの……」
ファン3 「うっそ! 折原夏輝と○○○○!?」
戸惑っている間に、どんどん人が集まってきてしまう。
「あの……その……」
やがて人波に飲まれて、夏輝さんともはぐれてしまった。
(どうしよう……)
「通してください」
ファン4 「デビューしてからずっとファンなんですよ」
ファンの人に阻まれて、進むことができない。
(このままじゃキリがない……)
その時、人波を掻き分けて、夏輝さんが私の手を掴んだ。
夏輝 「こっち」
夏輝さんは私を抱き寄せると、ファンに向かって言う。
夏輝 「すみません。今からは2人だけの時間にしてもらえませんか?」
そして更に私を強く抱き寄せた。
その途端、周囲から一斉に黄色い声があがる。
ファン1 「キャー!」
ファン2 「かっこいい!」
ファン4 「おぉー!」
男性ファンも感嘆の声をあげていた。
(夏輝さん……大胆……)わー、これも惚れてまうやろシチュでんがな!
火照る頬を押えながら、私は夏輝さんに肩を抱かれて歩き出す。
やがて何とか人だかりを抜け、予約していたレストランにたどり着いた。
夏輝さんはレストランの個室を予約してくれていた。
夏輝 「やっと2人きりになれたね」
夏輝さんは一安心したように息をつく。
「あんなに派手にやっちゃって大丈夫でしょうか」
不安になって訊ねると、夏輝さんがそっと私の手を取った。
夏輝 「俺が○○ちゃんと2人きりになりたかったからいいの」
そう悪戯っぽく言う夏輝さんに、私は恥ずかしくなり俯く。
夏輝 「○○ちゃんは嫌だった?」
「そんなことは! むしろ嬉しかったです!」
勢いよく顔を上げて答えると、夏輝さんは嬉しそうに笑った。
夏輝 「じゃあ大丈夫だね」
「……はい」
(不思議……夏輝さんがそう言うなら大丈夫な気がしてきた)
私はそっと夏輝さんの手を握り返す。
(前なら夏樹さんの言葉が本気か冗談か分からずに戸惑った。
だけど今は、はっきりと信じられる)
夏輝 「顔、赤いけど大丈夫?」
「えっ」
夏輝 「ずい分囲まれたから、のぼせた?」
「いえ、大丈夫です!」
夏輝さんは目の前で心配そうに私の顔を見つめている。
それが嬉しくて、ドキドキが加速していく。
近くにいても遠いと思っていた夏輝さんが、今はこんなにも近い。
夏輝 「無理しちゃだめだよ?」
「はい。夏輝さんこそ」
夏輝 「俺は大丈夫だよ。囲まれるのも慣れてるし」
夏輝さんは私の手をそっと撫でてくれる。
それがとても心地良い。
そして夏樹さんは料理が運ばれてくるまで、ずっと私の手を離さなかった。
食事を終えると、私と夏樹さんはバーに移動していた。
隠れ家的なバーで落ち着いた雰囲気だけど、ロックな音楽が流れている辺りが夏輝さんらしい。
席に座ろうとすると、会沢さんが座っているのが見えた。
「あ……」
夏輝 「会沢さん」
会沢さんもすぐにこちらに気付いたようで、声をかけられる。
会沢 「夏輝に……キミか。良かったら一緒に飲まないか」
夏輝 「はい」
夏輝さんが会沢さんの誘いを断るはずもなく、私たちは3人で飲むことになった。
会沢 「お前ら派手にやったな」
夏輝 「何のことですか?」
私と夏輝さんが首を傾げていると、会沢さんが携帯電話でニュース記事を見せてくれる。
そこには、先ほどの私と夏輝さんが手を繋いで歩いていた時のことが記事にされていた。
『白昼堂々デート!』
『2人だけの時間にしてもらえませんか?(折原夏輝)』
画面にはそんな記事が載っている。
「…………」
「早いですね……」
夏輝 「そうだね。最近はネットがあるから」
「そっか……油断大敵ですね」
夏輝 「別にいいんじゃない?報道されて困るようなことはないし」
夏輝さんはさらりと言う。
「注目の大物カップル……」
(大物は夏輝さんだけだと思うんだけど……)
夏輝 「みんな結構、好意的だよ。ほら」
夏輝さんが指さした先を見ると、その場にいた人のコメントも載っていた。
(理想のカップル。ずっと応援したい。結婚が楽しみ……!?
好意的なのは嬉しいけど、ちょっと恥ずかしい)
夏輝 「ね?」
「は、はい」
夏輝さんが嬉しそうに笑ったその時、携帯電話の音が鳴り響く。
夏輝 「あ、俺だ。ちょっと失礼します」
夏輝さんは携帯電話を取り出すと席を立った。
後には私と会沢さんが残される。
(うわ……何だか気まずい……)
黙ったままでいると、会沢さんが携帯電話の画面を消した。
会沢 「夏輝はキミを選んだようだな」
「……」
その言葉の真意をはかれずにいると、会沢さんはフッと一つ溜息をついてから口を開いた。
会沢 「……キミは、夏輝の未来を奪ったも同然だ」
「っ!」
その言葉に、何も言い返せない。
そんな自分がもどかしくて悔しかった。
夏輝 「すみません。お待たせして」
しばらくして、夏輝さんが席に戻ってくる。
会沢 「それじゃ、俺はこれで」
夏輝 「え?」
会沢 「今日はもうたっぷり飲んだ。あとは2人でゆっくり飲んでくれ」
夏輝 「はい……」
不思議顔の夏輝さんを残して、会沢さんは去って行ってしまった。
夏輝 「何か言われた?」
私の表情が浮かないのを見て取ったのか、夏輝さんが不安そうに訊ねる。
「い、いえ、何も。ニュースのことが派手すぎるって話をされて……」
私は適当にごまかして答えた。
「最近のアイドルは昔と違うとかなんとか」
なるべく明るく笑って見せる。
夏輝 「そう。まぁ、確かに会沢さんの時代とは違うのかもね」
夏輝さんは特に怪しむ様子もなく、私はほっと胸を撫で下ろした。
夏輝 「それよりさっきの電話、ドラマのプロデューサーからだったんだけど
ニュース見て喜んでたよ。この分ならドラマも高視聴率間違いないなって」
夏輝さんはまるで自分のことのように喜んでくれている。
私も、プロデューサーが喜んでる姿が目に浮かぶようだった。
夏輝 「それで、今から飲みに行かないかって言われたんだけど」
「今からですか?」
せっかくの夏輝さんとの時間を邪魔されたくはないけど、プロデューサーのお誘いなら断るわけにはいかないだろう。
夏輝 「あのさ、俺たちのことなんだけど……
プロデューサーに話して、ドラマが終わった後、別れたって報道するのはやめてもらわない?」
「えっ!?」
思いもよらない夏輝さんの提案に私は驚いた。
夏輝さんは私の手をそっと取る。
そしてその手をテーブルの上に乗せると、両手で優しく包み込んだ。
夏輝 「だって俺……○○ちゃんから離れる気、ないから」
夏輝さんはふわりと笑う。
「夏輝さん……」
私は夏輝さんの手をギュッと握り返すと、コクリと頷いた。
「まさかプロデューサーも、偽装カップルだkつた私たちが、本当に付き合ったなんて知ったら驚きますよね」
夏輝 「ははっ。本当だね」
夏輝さんがそう言って笑う。
(大丈夫。きっと私たち、大丈夫だよね……)
自分を言い聞かせるように、会沢さんの先ほどの言葉を無理やり頭から振り払う。
しばらく飲んでいると、私と夏輝さんの携帯電話が同時に鳴った。
「山田さん?」
夏輝 「事務所からだ」
私と夏輝さんは互いに顔を見合わせる。
2人同時に席を外すのもどうかと思ったので、私と夏樹さんはその場で電話に出た。
山田 『ネットのニュースを見たか』
「あ、はい。驚きましたけど、好意的で良かったです」
山田 『好意的?何を言っているんだ』
「え?」
山田 『もう一度見てみろ。そしてすぐに事務所に来るんだ』
「山田さん、ちょっと……あ……」
険しい声でそう言うと、山田さんは一方的に電話を切ってしまった。
夏輝さんの方を見ると、神妙な顔をしている。
私は慌ててネットのニュースを見た。
「そんな……」
私はそこにかかれていた記事を見て、愕然としたのだった。
あらまー、偽装カップルってばれちゃった?
マスコミがバーに侵入して2人の会話を聞いてたのかな?
にしたって、偽装カップルが本当に付き合いだすなんて。って言ってるのにさー。
そういうとこは面白おかしくしたいから端折っちゃうのかな?
汚いマスゴミめー!
って私が怒っても仕方がないよね(爆)
また気になる終わり方ー!