という本の中のインタビューの最後の質問
最初とかは着々と更新します
;なんで、映画を作ってると思うんですか
お酒を飲む人たちは、現在の無意味な時間を耐えられなくてお酒を飲むといわれました。同じく、僕も今の無意味な時間を耐えられなくて、そうやって映画をみて、音楽を聴いて、本を読んで、人に会うんですよ。ところで、ある人にあったり、本を読んだり、映画を見たときにそれが無意味だと感じられる時には、耐えられなくてお酒を飲むんですけど、お酒に酔わないのにお酒を飲むことっておかしいじゃないですか。僕はお酒を飲まなかっただけで、彼らが感じる世間に対する感情とは同じだと思います。
私がなんで映画を作るのか。考えてみたら、いろんな理由の中でひとつが現実のつまらなさ、倦怠さ、無意味な時間を耐えることができなくて、ずっと虚想の世界を通じてそれを私の生きる時間から満ちているのではないかと思ったんです。僕が映画で成功してお金を稼いで、こういうのは幸福とまったく関係がないということも知りましたし、なので、できれば休まず、ずっと映画を作り続けようとしてるのではないかとかも思いますし、笑いことですけど、一人でご飯食べるのがいやで、映画を早く作ろうとしてるんじゃないかとも思いますし。
最近は僕が、生きながら美しいものをみながら、好きになったものが必ずあるんですよ。だとすれば、僕もこの世の中にある美しいものひとつぐらいは残さなくちゃとこのような考えを持つようになったんですよ。