長文失礼します。安藤はオートバイ屋という仕事が苦痛です。若い頃は楽しかったですよ、溶接や工作機械の技術を磨き上司が退職してからは独学で勉強して、しょっちゅうお客様とツーリングやレースをして。15年程前に安藤の創ったマシンでお客様が死にました。葬式にも出席しましたが気が狂いました。「ああ、俺の仕事は人を殺すんだ」。それから意識が180度変わりました。特に原動機、制動装置を整備する前日は何回もシュミレーションし、プレッシャーに負けて真夜中トイレで嘔吐したり、、、。1年で数回、悪夢を見ます。親には土下座しました、「貴方達の息子は人殺しです、産まれてきてごめんなさい」と。安藤は一生、人殺しの十字架を背負って生きて行かなければいけません、でもバイク屋しか生きる術が無いのです。覚悟が違うんですよ、大好きな酒も辞めました。もう2度と殺人はしない、それを胸にこれからも仕事、頑張ります。最後までお読み頂き有難う御座いました。ファナティックハート安藤