先日、練馬区立美術館へ行った時に、ちょっと足を伸ばして石神井公園も散歩して来たのですが、その時、公園内に石神井城址という史跡があるのを知りました。

地元の皆様はご存知なのかも知れませんが、私はここに城があった事を全く知りませんでした。

立て札の説明書きなどを読むと、この辺を治めていた豊島氏という一族の居城で太田道灌に攻め落とされたという事が書いてあります。

ちょっと興味が出てきたので太田道灌のWikipediaなどを読んでみたら、この戦いは
と呼ばれ「享徳の乱」という、鎌倉公方と室町幕府、関東管領が30年近く争った内乱の一部らしいです。

豊島泰経は長尾景春の反乱に呼応して山内上杉家に叛旗を翻したということですね。

戦はリンク先を読んで頂ければ分かるとおり、太田道灌の圧勝だったようです。

太田道灌、江戸城を築城した人、くらいの知識しか無かったのですが、なかなかの戦上手で、「30数回の合戦を戦い抜き、ほとんど独力で上杉家の危機を救った」そうです。
最後は力を持ち過ぎて疎まれ暗殺されてしまった、という悲しい最期ですが…。




室町の終わりから戦国時代にかけての歴史は、京を中心として、西の方で起こった事件や合戦などは色々なメディアで目にしたり知ることがありますが、自分が住んでいる関東にも規模は小さいながら色々な戦いがあったんだな〜、と改めて知りました。