「メディア芸術ナショナルセンター(仮称)」として2028年度運営へ☆

 

世界市場が半導体の1.6倍 と言われる日本のソフトパワー
その(漫画、アニメの)原画、セル画などを保管展示する「メディア芸術ナショナルセンター」を日本政府が整備する方針を固めたそうです。
2009年「国立メディア芸術総合センター」が、『国営マンガ喫茶』だの『アニメの殿堂』だのとマスコミと野党に「ムダの象徴」にされ構想断念した、アレです。
アレが順調に行っていれば、どれだけ日本の成長戦略になった事か・・しかもたった117億円だったのに!(;一一)
●その「国立メディア芸術総合センター」については麻生さんがぶっ叩かれていましたが、実は安倍政権案だったんです!(安倍さん本人の証言アリ)
●あと、「恥ずかしいから私の作品は並べないで」と言った女漫画家の勘違い言動💧も併せて紹介します。

漫画原画やアニメのセル画、国が収集拠点整備へ…世界市場は半導体の1・6倍 : 読売新聞 2024/06/15
国立メディア芸術総合センター 政府は、日本の漫画の原画やアニメのセル画などを収集・保存、展示する「メディア芸術ナショナルセンター」(仮称)を整備する方針を固めた。原画やセル画の散逸や海外流出を防ぐとともに、保存の実務や調査研究を担う専門家の育成機能を備える2028年度の運営開始を目指す
 月内に閣議決定する「経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)」に明記し、文化庁は来年度予算の概算要求に収蔵庫の設計費用を盛り込む方針だ。
 具体的には、収蔵庫を国立映画アーカイブ相模原分館(相模原市)に設置し、人材育成機関は国立新美術館(東京都港区)の敷地に建設する方向で、展示も同美術館の活用を検討する。原画やセル画に加えて作家の取材メモやアイデアメモなども収集するほか、著作権者の合意の下で作品のデジタル化に取り組むことも想定している。
 作品の制作過程が分かる原画やセル画は近年、美術的価値が見直されており、手塚治虫の「鉄腕アトム」の原画1枚がパリの競売で3500万円で落札された例もある。収集や保存は従来、京都国際マンガミュージアム(京都市)など民間施設が担ってきたが、収蔵庫の容量や予算にも限界があり、国が取り組む必要性が指摘されていた。
 漫画やアニメ、ゲームなどのコンテンツ産業の世界市場は2019年に123・6兆円と、石油化学産業(89・9兆円)や半導体産業(77・0兆円)を上回る規模とされる。海外でも東アジアを中心に漫画文化の発信が活発になっており、中国や韓国、台湾では行政機関が支援する漫画博物館の整備が進んでいる。
 政府はセンターを通じ、民間と協力して国内外への情報発信を強め、日本のコンテンツ産業の競争力を高めたい考えだ。

文化財として認知すべき!

漫画・アニメ、国宝・重要文化財に指定されるのか? 文化財保護の取り組みから考える(リアルサウンド)6/18(火)
国立メディア芸術総合センター2■漫画やアニメから国宝・重要文化財を
  政府は日本の漫画の原画やアニメのセル画などを収集・保存、そして展示を行う「メディア芸術ナショナルセンター」(仮称)を2028年度までに整備する方針を固めたという。
【写真】1500万円で落札された鳥山明のサイン色紙や910万円で落札された綾波レイのセル画など貴重な画像をみる
  2000年代に、日本漫画家協会理事長を務める里中満智子氏らが推進した「国立メディア芸術総合センター」が頓挫したことを考えると、ようやく日本国内でも漫画やアニメを本気で評価する動きが出てきたと思うし、まずは歓迎したい。
  主にアニメーターでつくる一般社団法人日本アニメフィルム文化連盟(NAFCA)のように、アニメーターの技能向上や技術継承に取り組む団体が生まれつつある。国にはこうした団体のバックアップをぜひとも求めたい。現在進行形で仕事をしている人材の支援と、原画やセル画といった過去の文化財を残す取り組みは、並行して行われる必要がある。
  文化財保護の取り組みは、具体的にどのようなことを進めればいいのだろうか。まず、「メディア芸術ナショナルセンター」の整備を機に、漫画やアニメの資料の散逸を防ぐため、この分野からも重要文化財を出して積極的に保存を図るべきである。
   戦前に撮影された『紅葉狩』『史劇 楠公訣別』など、映画のフィルムは重要文化財に指定されつつある。漫画やアニメは未だに指定が行われていないが、日本文化を語るうえで欠かすことができない存在であることは間違いないし、指定されるにふさわしい文化財であろう。対象とすべきものとして、具体的に、以下のようなものが考えられる。
・歴史的に重要な漫画の初版本
・手塚治虫など、歴史的に重要な漫画家の原画
・アニメの黎明期に描かれたセル画、原画、動画

 重要度の高い作品を有識者による協議を経て、文化財として評価すべきである(そのためには専門の学芸員の育成が欠かせない)。また、漫画家の遺族やアニメスタジオなどが所蔵する資料、有名なコレクターが所蔵するコレクションを調査し、将来の文化財指定に備えてリスト化しておくことも散逸を防ぐ上で大切だ。
■アニメーターから“現代の名工”を
 厚生労働省は、1967年から技能者の地位と技能水準の向上を図るために、卓越した技能者(現代の名工)を表彰する制度を設けている。選定される基準は以下のとおりである。
(1)きわめてすぐれた技能を有する者
(2)現に表彰に係る技能を要する職業に従事している者
(3)技能を通じて労働者の福祉の増進及び産業の発展に寄与した者
(4)他の技能者の模範と認められる者

   現代の名工は人形師、時計職人、寿司職人、バーテンダーなど様々な分野から選ばれているが、アニメ分野からの表彰は1件もない。だが、アニメは高度な職人技によって支えられており、世界に誇る文化を創造する職人であり、選出されるべき職業だ。
   アニメーターの仕事は、生成AIで代替できると言っている人がいるようだ。しかし、実際の現場を見てみると、一朝一夕にできる仕事ではないことがわかる。現代の名工の精度を通じ、極めて高度な職人技の世界であることを認知してもらうことが必要である。
   傑出した能力をもつアニメーターが選出されることで、アニメーターという職業の地位向上にも繋がっていくだろう。また、選出されたアニメーターを若手が目標とすることもできるのではないか。
   繰り返すようであるが、日本の漫画やアニメに対する関心、評価は海外のほうが高いと感じる。50年、100年後、貴重な漫画やアニメの資料を文化財として残し、伝えていくためには、今が正念場といえる。目先の利益を求めるのではなく、将来を見据えて、ここに挙げた取り組みを進めていくべきではないだろうか。
   これまでの日本美術史を俯瞰してみると、海外に評価されてから慌てて日本国内で文化財として評価する例が多すぎるまずは日本人が漫画やアニメを、自国の文化として正当に評価することが求められる。 山内貴範

「国立メディア芸術総合センター」については、麻生政権末期、2009年4月「アニメ・マンガの殿堂に117億円? 朝日新聞などが報道し、左翼メディアと野党のネガキャンが始まりました
 

【#国立メディア芸術総合センター】巨大国営まんが喫茶!? 2009年05月08日


民主党だけじゃなく、河野太郎

テレ朝の印象操作 いわゆるアニメの殿堂準備委員会発足について【#国立メディア芸術総合センター】 2009年07月03日

・・里中満智子氏「やっとね。みんなでつくるはじめてのハコモノが出来るかも知れないと思って、かえってワクワクしてきました。」

しかし、建設費117億円というこのプロジェクトに与野党を問わず批判が相次いでいます。

006007「なぜ117億円も投じて『巨大国営漫画喫茶』を造り・・・」(民主党・鳩山代表の有名な演説映像)

117億円でハコモノを造ったことがコンテンツ産業の振興に役立つのかどうかというのがよく分からない」(反対派筆頭の映像)

 

 

 

 

 

国営の漫画喫茶とも揶揄される中で、麻生総理はその重要性を説明していました。

麻生総理「若いクリエーターにとって元気が出る、なんとなく世界を楽しませていくことが大事なのであって・・・」

ただ、117億円という高い予算に若いクリエーターを抱えるアニメ製作現場からは驚きの声が・・


特に、当時「政権交代」を煽っていたテレ朝は「国立メディア芸術総合センター」潰しのキャンペーンを繰り返し

「#国立メディア芸術総合センター」テレ朝の伝え方(玉川徹)【スーパーモーニング】【モーニングバード】 2009年05月15日

・・玉川徹氏「これ、国営マンガ喫茶です。これ。当然こういう名前じゃありません。こういう名前です。(国立メディア芸術総合センター(仮)のパネル)

(見取り図を指さして)4階建てか5五階建てかわかんない。(すごい笑い声)施設整備費117億円!一同「えーーーー」「建物だけで?」(中略)

赤江アナ「メディア総合センター、出来たら行きたいと思います??」(しかめっ面で)

玉川氏いや、出来ちゃダメですよ!」「実はこだわってるんですコレに。漫画大好きだからこだわってるんです。だからもっと追求するつもりなんです。」

大谷氏これは徹底的に追求しなかったら、ふざけるなって!なんでメディアなんて入れるんだよっ!言われるだけでもコッチは腹立ってくる!アンタたちもなんか関係してんじゃないのと言われたら、たまったもんじゃない!(激怒)」

山口一臣氏「最初の数字があって、数字を合わせる為に色んなものをいれ込んできたやつで、どれを見ても中身がはっきり決まってないって、エコポイントもそうですよね。お金をつける事が目的の補正予算だって事でね。」

玉川氏「そういう風に疑いたくなってくるんですよね」女性の声「でたらめだらけですねぇ。」

大谷氏「要するに国の土台を食いつぶすシロアリをね、また養殖したようなもんなんですよ(怒)」

山口氏「だから、霞ヶ関再チャレンジプロジェクトなんですよね。」(笑い声)…

日本のソフトパワーの潜在能力を理解してないアホの井戸端会議・・
そして安倍晋三元首相暗殺事件の犯人を称賛し、足立監督作品の「REVOLUTION+1」上映後のトークイベントにて、事件に関して夫である小学館取締役の立川義剛と共に「でかした」と声を上げた事や実行犯を「山上様」と呼んでいると言ってのけた漫画家の石坂啓は、

石坂啓 アベ 辛淑玉 石坂啓 石坂啓 のりこえねっと

「国費で額縁に原画を飾っても、ありがたがって見に来るマンガ好きはいない。恥ずかしいから私の作品は並べないでと言い放ちました・・
あのねっアンタごとき、お呼びじゃないのよ🤣

【#国立メディア芸術総合センター】恥ずかしいのは、石坂啓 2009年05月27日

国立メディア施設の計画撤回を(共同通信)

民主党は26日、09年度補正予算案を検証する勉強会の初会合を開き、漫画やゲームソフトを収集、展示する「国立メディア芸術総合センター」について、意見陳述に招かれた漫画家の石坂啓氏が漫画家の仲間で好意的な反応をした人はいない」述べ、計画の撤回を求めた。石坂氏は、無駄な公共施設と批判された職業体験施設「私のしごと館」を引き合いに「同様のつまらない施設になるだろう」と指摘。

「漫画家の仲間」と言ってたけど、日本漫画化協会やなせたかし理事長こんな風に言ってました

まっ民主党が、石坂啓を招いた時点で…ね。テレ朝と民主党と本当に日本が成長するのが嫌なコメンテーターだらけ。(テレ朝やじプラで、やくみつるは「国が手を出すな」「(国営マンガ喫茶)潰しにかからないといけない」とも)
でも、実は日本のソフトパワーはとてつもないんです

とてつもない日本のコンテンツ 前半2009年07月22日

「・・・例えば、アメリカのアニメーション市場ってのは、日本からの鉄鋼輸出額よりも多いんですよ。正規市場だけでもね。(ワーー  オーーーの歓声)鉄よりもマンガやアニメーションの方がたくさん稼いでいるんですよ。実はね。」。。


 

《「国立メディア芸術総合センター」の今後 NHKニュースウォッチ 9》2009年10月01日
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・・そもそもの目的は何だったのか。海外での人気がすっかり根付いた日本のアニメやマンガなどのコンテンツ産業。市場規模は、14兆円

政府は、6年前知的財産戦略本部を設置し、21世紀の日本の主力産業に育てようと取り組んで来ました。・・.

【#国立メディア芸術総合センター】「観光庁 驚きの“マニアック”PR」アニメやマンガを英語で紹介するホームページとは【グッド!モーニング】 2013年10月01日

《「初音ミク」好き経産省キャリア官僚、日本のコンテンツを海外売り込み新戦略 【真相報道バンキシャ!】》2012年06月18日より

・・ここはクリエイティブ産業課と呼ばれる部署。

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アニメなど日本の文化を海外に売り込み、8兆円規模の市場開拓を目指している。(中略)

実はそうした取り組みは国の政策韓国は韓流アイドルの海外展開など年間130億円以上をかけているのだ。・・

「ジャパン・エキスポ」横行する海賊版の対抗策 【ニュースJAPAN】 2014年07月26日
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そもそも日本のソフトパワー戦略は、安倍さんの構想で麻生さんが執行しようとしたもの

【#国立メディア芸術総合センター】日本人のチカラ スぺシャル 文化のチカラ(マンガ)【たかじんのそこまで言って委員会】 2011年08月28日

・・続いては日本の文化のチカラ。

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本日スタジオにお越しの麻生太郎元総理の力の源と言っても過言じゃないモノは、日本が世界に誇るマンガ

かつて委員会では麻生さんがロゼンメーデンというマンガを愛読していた事から、「ローゼン閣下」などと呼ばせていただいた過去もございます。

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 そんな麻生さんが総理時代、「日本のマンガやアニメの力が今後外貨獲得の鍵になる」として建設を計画したのが、「漫画・アニメの殿堂」! しかし・・

当時、鳩山由紀夫氏らに「なぜ巨費を投じて国営の漫画喫茶をつくるのか?」と揶揄され、計画を断念したのは2年前のこと・・

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・・安倍氏「しかしね、まぁそれは気持ちとしては分かるんですが、保護と言うよりもですねぇ、アニメとか漫画っていうのは日本にとってですね、輸出していく上においてのですね、大変なチカラなんですよね。せっかく資産がありますからこの資産は資財としてしっかりと守っていく必要もありますし、

更にですね、アニメのクリエーターになりたいって人たちはアジアにたくさんいるんですよ。そういう人達が日本にやってきて、その場に行けばですね、それに触れることも出来るし、そこで自分が勉強できるって場を作ろうっていうことで、
実はあの予算はですねぇ、予算化したのはですねぇ、多くの人たちはこれ勘違いしているんですが、これ安倍内閣の時にですねぇ、起案されて予算化したんですよ。

なんかいかにも麻生さんがやりそうでしょ?!(笑) でねぇ、執行したのが麻生政権なんですよ、で、なんか随分麻生さんが批判されて可哀想だったんですがね。

もし、日本が止めるんであればね、さっそくシンガポールのリーシェンロンがやって来ましたよ。同じ物をつくりたいから、日本はソフトを出してくれと。ハードはコッチで造ってシンガポールに置きたいと。それ位やっぱりこれはね、本来であれば大きな武器になるものなんだろうなと思いますよ。」・・

残念ながら、安倍さんと麻生さんの「国立メディア芸術総合センター」構想はマスコミに潰されたけど、
今のネット時代、日本のソフトパワーの価値を皆知ってるから、2009年の時のようにマスコミが「ムダな箱もの!」と総攻撃したとしても、もう騙されないでしょうね。
中国や韓国が数百億円投じ「アニメの拠点」を造るとか、「アニメーターの人材育成」を考えると、20年もムダにはしたけど・・とにかく「メディア芸術ナショナルセンター」を熱烈支持

(※「国立メディア芸術総合センター」に関しては、カテゴリー国立メディア芸術総合センターにまとめてあります。)