都知事選挙のために蓮舫がこんなパフォーマンスをしていました。
【都知事選出馬表明の蓮舫氏が都庁の足元視察 生活困窮者の支援活動 800人近くが食料求め行列つくる 蓮舫氏「本当に衝撃でした」】
7月7日投開票の東京都知事選挙への出馬を表明している立憲民主党の蓮舫参院議員が、都庁の足元で行われている生活困窮者に向けた食料支援の活動を視察しました。
きょう午後、立憲民主党の蓮舫参院議員が訪れたのは、東京都庁の足元にあるスペースです。
ここでは、毎週土曜日に支援団体が生活困窮者に向けて無料で食料を配布していて、きょうは800人近くが行列をつくりました。
立憲民主党 蓮舫 参院議員
「ギリギリで頑張ってる人たち、若い人たち、女性、子育て世帯が増えているというのは、ちょっと衝撃です。本当に衝撃でした」
また、蓮舫氏は今年度に9億5000万円の予算が計上されている都庁のプロジェクションマッピングについて、「365日一年中照らすのが本当にいいのか」と指摘。開催期間を限定し、余った予算を社会福祉政策などに充てる考えを示しました。
一方、小池知事は「これまで国内外から20万人を超える方々にプロジェクションマッピングを楽しんでもらっている」などとその意義を強調しています。
6月20日告示、7月7日投開票の都知事選をめぐっては、小池知事が3期目を目指して立候補する意向を固めているほか、広島県安芸高田市の石丸伸二市長や、田母神俊雄元航空幕僚長ら20人以上が立候補を表明しています。
(2024/6/1 TBS)
蓮舫は20年も国会議員をやってきました。
しかも東京都選挙区選出の議員です。
なんで足元の東京都の話を
「今更知ったパフォーマンス」
をしてしまうのでしょうかね?
襟を立てる、批判するなどの活動で20年やってきた人ではありますので
政治については相当に苦手なのかもしれません。
視察も蓮舫にとっては重要なパフォーマンスの一つです。
この6月1日に蓮舫が行った視察は
新宿ごはんプラスという団体の活動でした。
この団体は宇都宮健児が共同代表を務め、
協力団体の中には
菅直人が内閣参与に抜擢した湯浅誠の貧困ビジネスが指摘された過去のある
「認定NPO法人自立生活サポートセンター・もやい」
また共産党系団体である「東京民医連」
などが参加しており、
実質は立憲共産党の統一候補である蓮舫にとっては
関係の深いお友達の団体の活動と言ったところです。
都知事に当選したらこうした団体に予算ががっつり投入されることになりそうです。
ちなみにもやいの貧困ビジネスについては
2019年1月に当ブログで取り上げております。
https://pachitou.com/?p=934
話を戻しましょう。
蓮舫はこの仲間の団体の活動の視察をテレビで取り上げさせようと
立憲民主党の公式HPで事前告知していました。
「参加者個人が特定されるような撮影はご遠慮ください」
とは書いています。
プライバシーの問題を認識しているのなら
マスゴミなんて呼ぶなよと思うのですが、
宣伝目的なので「マスゴミに取り上げさせる」事が最優先だったのでしょう。
日頃はこういう活動はまったく興味も無いしやりもしないのですが
選挙に向けた宣伝活動としてこうした事を行うのが
民主党~立憲民主党のある意味で伝統の一つと言えます。
東日本大震災発生直後、
菅直人は蓮舫を「節電担当大臣」に任命しました。
民主党政権はあらゆる業界に節電要請を発出しましたが、
なぜかパチンコとその関連団体だけ対象外にしていたことが当時から指摘されていました。
このため輪番停電や節電要請で
工場が操業できなかったりさせられる中、
パチンコ屋は煌々と明かりを付けて営業していました。
また、震災の混乱による物不足の中で
買い占めなどをマスゴミが批判していた事に乗っかって
消費者担当大臣でもあった蓮舫はコンビニへの視察を行いました。
食品など需要の高いものについては当時工場がフル稼働で
通常の2倍3倍も生産するような状態でしたから
テレビカメラを連れてコンビニへ視察に行くのではなく、
製造現場を視察してフル稼働しているところを
視聴者に見せるようにして国民を安心させれば良かったはずです。
ですが民主党政権は官僚からの助言も無視する政権で
特に蓮舫自身がそうしたアドバイスを聞くような謙虚な人ではないこともあり、
テレビカメラを連れてパフォーマンスをする理由として
小売りの現場視察ということを考えついたのだろうと思います。
ちなみに民主党政権は業界団体から提供された190万個の電池を
被災地に送らず貯め込んでいましたが、
その言い訳が「被災地からの要請がない」でした。
震災直後の混乱で要請できる状況じゃないでしょうに……。
ちなみにこの電池などの物資の供給について
担当大臣として蓮舫が兼務していました。
蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年3月18日
当時のコンビニ視察はその一環としてのパフォーマンスだったようです。
なお、蓮舫の話からは離れますが、
東日本大震災では津波によって東北は甚大な被害を受けましたが、
その件について被災地気仙沼を地盤とする小野寺五典議員が
こんなポストをしていました。
https://x.com/itsunori510/status/78761282001575936
――
小野寺 五典@itsunori510
チリの津波被害を受けて昨年6月に自民が提案していた津波対策推進法が明日成立見込みです。私も法案提出者の一人。昨年は民主の反対により審議に入ることさえ出来なかった法案です。一年前成立出来ていたら。実際に津波により甚大な被害を受けた今が、少しは違ったのではないかと思ってしまいます
――
民主党政権は「自民を否定すること」
これをなによりも優先していたこともあり、
たとえば民主党口蹄疫災害の時も
自民がまとめ上げた口蹄疫対策を再三にわたって無視し、
被害を甚大な物にしてしまいました。
そうした中で2010年2月27日に
チリでマグニチュード8.8の大地震が発生。
これによって生じた津波が翌日日本の沿岸に到達し、
特に三陸沖では大きな被害が発生しました。
これを受けて自民党はすぐに津波対策法案をまとめて2010年の通常国会へ提出。
しかしながら民主党政権は党利党略を優先しこの法案を無視して店ざらしにしました。
そうして対策が全くされないまま翌年の東日本大震災の津波によって
東北は甚大な被害を受けました。
法案が成立したからと言って津波は止められないですが、
少なくとも被害対策や津波対策に役立っていたかもしれません。
東日本大震災では
菅直人が米軍からの冷却剤提供などを断り、
支持率回復を狙ったヘリ視察パフォーマンスを優先して
福島第一原発の現場対応作業を止めさせたことで
最悪の事態へと至らしめましたが、
他にも民主党政権による人災は相当なものだったと言っていいと思います。
ああ、そういえばそんな民主党の出身が
元明石市長の泉房穂でした。
泉房穂がマスゴミ受けを狙った発言を繰り返しているので取り上げます。
https://x.com/izumi_akashi/status/1796328363860377746
――
泉 房穂(いずみ ふさほ)@izumi_akashi
『政治にお金がかかる』というのは、“思い込み”“都市伝説”だ。裏金が必要なほど、政治にお金はかからない。政策を立案するのに、議員個人の手元に大金は必要ないし、選挙にしても、政策を訴えるにはマイクとチラシがあれば十分だ。”語る言葉“があれば、”裏金“は不要だと思う。
――
このブログで泉房穂が市長時代に
嫁の作った団体に明石市の子供食堂事業を受注させていますし、
横領しても足が付かないようにするためでしょう。
泉房穂は「領収書不要」ということにしました。
公金を使う事業なのに収支報告で領収書不要ってちょっと異常です。
また民主党の仲間だった石井登志郎西宮市長が
この泉房穂の嫁の団体に優先的に子供食堂事業を受注させるように
直接手を回して不正行為を行っていた事が指摘されています。
偉そうに言うわりに本人は銭ゲバ。
これが泉房穂の実態ではないでしょうか?
そもそも泉房補の言う「政治にお金はかからない」の方法として
・選挙を短期決戦にさせる
・争点を単純化
・スタッフは市民ボランティアを使う
というものです。
泉房穂の主張というのはこう解釈できます。
他人をタダで使い倒すからお金がかからない。
地元できちんと政治家として仕事しなければお金がかからない。
政策立案など政治活動に力を入れないのならお金がかからない。
政治というのは人を使う仕事でもあります。
人を使う側がただ働きさせることを前提にするなど論外ですし、
政治家としての本分を全うしようとしなければいいなんて
給料泥棒以外の何物でもないでしょう。
それで泉房穂自身は政治資金パティーをしっかり繰り返していました。
【前明石市長、出直し出馬明言せず 政治資金パーティーで謝罪】
(2019/2/18 西日本新聞)
市長を退いてからもせっせと政治資金パーティーを行っています。
泉房穂の言葉通りなら全くお金なんてかからないはずなのですけど。
ましてや明石市長を引退して政治家やめてるんですから
全くお金はかからないはずなのに。