1月2日の当ブログ記事で、
民主党政権が復興予算に露骨な差を付けていたことを取り上げました。
その件での補足になります。

復興予算の承認率で極端な岩手県優遇があったことに対しては
当時の一部メディアなどが
「岩手県ほぼ100%なのに他県はのきなみ50%未満じゃないか」
と指摘していました。

その後多少の追加承認はあったものの、
その件について2012年3月5日の衆議院震災復興特別委員会にて
岩手県は95%認められたのに
宮城県は要求の57%だけしか認められなかった事などを
小野寺五典議員が質問しています。

また2012年11月14日の衆議院予算委員会では、
新藤義孝議員が平野達男復興担当大臣に対して
民主党幹事長室を通さないと復興予算の申請が認められない実態を質問すると、
平野達男大臣が

「私の所にはですね。幹事長を通さない案件も、特に福島案件についてはけっこう来ております。そういった場合につきましては私は幹事長を通さなかったとしてもお会いをしているということであります。」

と、口を滑らせてしまい、
復興予算の承認についても
民主党幹事長室がほぼ独占していた事を認めてしまっています。

小沢一郎は民主党政権、鳩山内閣では幹事長として権力を握っていました。

そこで多くの人達を民主党に従わせるため、また利権を独占するため、
「あらゆる陳情は民主党幹事長室を通さなければならない」
ということを実施しました。

これが民主党政権にとって都合が良い事に気付いたためか、
民主党内の内ゲバで小沢一郎が排除された後も、
民主党政権はこの
「あらゆる陳情は民主党幹事長室を通さなければならない」
を続けました。

日本国憲法に規定されている請願権を無視するやり方で
憲法違反と批判されるべき話なのですが、
民主党政権を守りたいマスゴミは民主党政権崩壊後も
この件には触れようとしていません。

民主党政権での中国人スパイ事件と並んで、
マスゴミが報道しない自由を使って
無かったことにし続けている事件の一つだと言っていいと思います。

さて、能登半島地震の件でXでこんなポストを見つけました。

――
賛否両論だと思いますが、被災地に千羽鶴良いと思う
ゴミだとか言ってる奴らもいるけど、子供達が作ってくれた気持ちですよ
届いたら御焚きあげとして燃やせば良いんだよ
それをゴミだとか金とか食料の方が良いってなんか嫌な感じだよ
子供達に何を求めてるんだよ、支援は大人達がすれば良いだけ

――

自己満足で千羽鶴を折るのは勝手にやればいいと思います。
でもそれを押しつけるのは迷惑にしかなりません。

被災地に送られても
使い道がない上にお気持ちなものだから
簡単に処分できなくて邪魔にしかならないでしょう。

これまでも災害の度に迷惑だからと言われてきたというのに
こういう人達はほんとに自分の価値観だけでしか物を考えない自己中心的な人達だなと思います。

関連してよくある事例について簡単に。

――
・総理は現地に行け!という批判
→現地に行っても邪魔になるだけ(例:菅直人ほか多数)

・千羽鶴を折ろう!
→水にも食料にも金にもならない。邪魔になるだけです。

・ボランティアのために募金集めします!
→ただの便乗商売

・市長や担当者を呼んで情況を聞きました!(立民、社民、共産など)
→現場の作業の妨害にしかなっていない
――

よく、日本のマスゴミや特定野党、またそのシンパどもが、
総理などに現地へ行けとか抜かす事があります。

これは頭が悪いか、あるいは批判のためにそのように言っているかでしょう。

いずれにせよそういうことを言う大人は悪い大人なので
子供達には
「批判のための理由作りに非常識な要求をする。そんな人間にはなってはいけませんよ」
と教えてあげましょう。

適切な人材を充て、必要な権限を与えて、
任せた仕事の結果を待つ胆力こそがリーダーに求められる力です。

一方で今回の震災でも日本共産党は混乱極める被災地へ入って
市長の貴重な時間を無駄遣いさせていました。
 

便乗商法と邪魔なだけのパフォーマンスにご注意ください_d0044584_04555836.jpg


市長の要望はとっくに県の災害対策本部に上がってる話でしょう。

現地に入って
「俺たちの方が仕事をしてるんだぞ」
というパフォーマンスを行うのは極めて迷惑な話です。

あと、募金チューチュー団体と言われても文句が言えない赤い羽根共同募金が
能登半島地震に便乗して募金集めを始めました。

【【寄付募集】令和6年能登半島地震の支援金の募集について】
2024(令和6)年1月1日に発生した「令和6年能登半島地震」により、被災された皆様に心よりお見舞い申しあげます。

石川県、新潟県、富山県、福井県の4県を中心に家屋倒壊などの被害が発生し、人的被害、住家被害が生じ、災害救助法が適用されました。今後、被災地では、被災家屋の片づけや、修理、被災された方の心身のケアなど、多くのボランティア団体やNPOによる長期的な支援が必要となります。

中央共同募金会では、「令和6年能登半島地震」により被災された方を支えるため、災害ボランティア活動に対する助成事業を、「災害ボランティア・NPO活動サポート募金(ボラサポ・令和6年能登半島地震)」として実施します。皆さまからのご寄付を原資として、被災地の災害ボランティアセンター等と連携して行う、ボランティア団体・NPO等の活動を支援いたします。

被災地を「支える人を支える」ための支援金「ボラサポ・令和6年能登半島地震」へのご協力を、お願い申しあげます。
(2024/1/2 赤い羽根共同募金公式HPより)


それでは石川県の公式サイトから震災関連の情報として

【令和6年能登半島地震に係るボランティア情報】

――
ボランティア活動について

令和6年1月1日(月曜日)に能登地方で発生した最大震度7の地震に関して、現在のところ、災害ボランティアの募集は行っておりません。

市役所・社会福祉協議会等に、電話でのお問い合せを控えていただきますようお願いいたします。

災害ボランティアに関する情報があった場合、当ページでお知らせいたします。

――

被災当事者である石川県が
募集もしていないし、問い合わせも控えてくれと言っているのに
赤い羽根共同募金は
「ボランティアとかに使うから寄付してクレクレ!お金クレクレ!」
をやっている形になっています。

昨年、赤い羽根共同募金からWBPCへ
非常に不自然な助成金支出が繰り返されている事実が確認され、
そのことがSNSで拡散されました。

するとなぜか赤い羽根共同募金はHPに公表している支出内容を改竄し、
特に村木厚子の若草プロジェクトについての支出は情報を隠蔽しました。

その後に赤い羽根共同募金のトップに
公金チューチュー問題の司令塔と目される村木厚子が就任しました。

赤い羽根共同募金が全国から集めているお金の使途について
浜田聡参議院議員事務所から開示請求がされていますが、
赤い羽根側は回答せず逃げ回っています。

全国の企業や個人、団体からかき集めた寄付金の使途を
まともに情報開示もできないような団体が赤い羽根共同募金です。

お金の使い道をまともに説明、開示しない団体が
能登半島地震に便乗して
「ボランティアに使うからお金ちょーだい!!」

募金詐欺と言われてもおかしくないような話だと思います。

そうそう、今回の能登半島地震で謎なんですが、
立憲民主党の原口一博議員が自宅で防災服を着て動画配信していたようなんですが、
 

便乗商法と邪魔なだけのパフォーマンスにご注意ください_d0044584_05004293.jpg



これってなにか意味があるんでしょうか?