れいわ新選組の経済政策ブレーンを自称し、
(実際には山本太郎のブレーンの1人)
令和初の政治経済アナリスト、令和初の政治経済評論家を自称している
池戸万作氏のポストから。

https://twitter.com/mansaku_ikedo/status/1736803125330423970

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池戸万作@経済政策アナリスト@mansaku_ikedo
・毎日数時間ツイッターをやって、月収2000円。
・毎月財務省や官邸前でデモをやって、YouTube収入が50円(交通費で大赤字)。
・Amazonのアフィリエイトが月収500円。
・楽天のアフィリエイトが月収300円。

これが私の自分自身での収入源です。

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12月18日にこういうポストもしています。

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池戸万作@経済政策アナリスト@mansaku_ikedo
私は経済政策アナリストとして廃業しますが、講演や動画出演の御依頼がありましたら、引き続き受けてはいきます。もっとも依頼が無いので、残念ながら廃業となってしまいました。

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廃業して「アナリスト」ではなく「評論家」に肩書きを変えたようです。
どっちでも実績がないことに変わりはないと思いますが、
自分で全く収入を出せないのに政治経済の専門家を自称してきたというのはなかなかにすごい方です。

・政治経済アナリストあらため、令和初の政治経済評論家を自称
・2023年の稼ぎは10万にも満たない
・40歳実家暮らし、祖父母、両親、妹に支えてもらっている
・アベマでちょくちょく出演させてもらえて名前を売ってもらってきた

むしろ40過ぎるまでずっとこんな生活をして生きてこられたんですから
そんなに無駄に使える時間があったなんてうらやましい限りですよ、ブログ主としましては。

その時間を本当に無駄に使い続けてきてしまった結果が
あの成田悠輔氏にすら呆れられる程度の経済知識……。

山本太郎のブレーンとしてはちょうどいいかもしれませんけど。

お次は菅直人が世襲させようと力を入れている
息子の菅源太郎(51歳)の件。

立憲民主党の菅直人は息子を国会議員にしようと
これまで菅一族と縁のある岡山で2度出馬させたものの
(菅直人の先祖は岡山でも由緒ある豪族の家系)
2度とも比例復活もならず落選。

その後、菅源太郎は社民連時代から菅直人と非常に親しく、
ネット工作でも有名になった
ポールトゥウィン・ピットクルーの代表でもある
橘民義が作った第一総合研究所の研究員という肩書きになりました。

なお、橘民義と言えば
福島第一で英雄みたいな活躍をした菅直人
という菅直人や福山哲郎の吹聴するデマに基づいた台本の
デマ映画と言われてもおかしくない「太陽の蓋」の製作も行った人物です。

菅源太郎をなんとしても世襲させたい菅直人・伸子夫妻、
そして菅直人とともに市民の党とずっと関係を持ってきた松下玲子らの
バックアップの下で街頭演説を行っているのですが、
そのことが記事になったようです。

【菅直人元首相「51歳の長男」が“地元”の市議補選に出馬 “両親同伴”の街頭演説に「あれだけ“世襲”に反対してたのに……」の声】
(2023/12/20 デイリー新潮)

街頭演説のマイクを握った父親の菅直人が
「これは世襲ではありません!」
とのっけから絶叫していたようです。

両親に全力で街頭演説してもらって支えてもらう形の街頭演説。

菅源太郎って51歳ですよ?51歳児扱い。

石原慎太郎もあのバカ息子の伸晃を溺愛していて
親馬鹿を通り過ぎて「バカ親」になっていましたが、
菅直人、伸子夫妻にとっては
実質的にほぼプー太郎みたいな長男を
なんとしても議員として世襲させたいという想いが強いのでしょうね。

親のコネ以外では就職もろくにできずプロ市民活動しか知らない51歳。
市議会議員の補欠選挙程度でも両親丸抱えでないとダメな51歳。

武蔵野市の有権者の皆さん。
12月24日はちゃんと投票に行って投票率を下げないようにしてください。
そうでないとパヨク票でたぶんろくでもないのが市議会議員という箔を付けて
そのうち市長選や都議選や国政選挙に出てくる
ということになると思いますよ。

そうそう、菅直人の子分として菅源太郎の応援演説をしている松下玲子がXで
以下のようなポストをしていました。

https://twitter.com/matsushitareiko/status/1736758291689316505

――
松下玲子 @matsushitareiko
菅直人衆議院議員の後継者は私なので、武蔵野市議会議員補欠選挙に立候補している菅源太郎候補は、世襲っぽいけど、世襲じゃないです。
菅(かん)と言う名前が知られているので、世襲っぽいですが、菅直人さんは市議会議員じゃなくて衆議院議員ですから。厳密には政治家の世襲の定義にはあたらない。

――

いえ、世襲です。どう見ても世襲です。
菅源太郎はどう見ても世襲です。
おまけに菅直人の地盤で出馬するんですから


これまで民主党~立憲民主党はマスゴミと一緒になって世襲批判を繰り返してきました。

しかしながら民主党時代から世襲議員がゴロゴロいるためブーメランとなっていました。
そこで民主党は彼ら自分達にしか適用しない「世襲だけど世襲ではない定義」を作りました。

・同じ選挙区で連続で同じ出馬方法を引き継いでいないこと
・民主党(立憲民主党)所属であること(隠し定義、こちらが実態)

この二つのいずれかであれば世襲ではないという定義を作りました。
なお定義の内の二つ目は民主党公式ではありませんが、
他党の世襲議員に対して前者の定義に当てはまっていても
容赦なく世襲として批判してきましたので
実際には二つ目の隠し定義の方だけで決められていると言っていいでしょう。


実際に例を挙げてみます。
以下、民主党~立憲民主党が実際に世襲かそうでないかを決めて
批判したりスルーしたりしている実例から。

・麻生太郎(自民) →悪い世襲
国政に出るまでに父である麻生太賀吉の引退から25年も間が空いているが
立憲民主党的には悪い世襲そのものの例として名前を挙げ続けている

・安住淳(立民) →世襲ではない
父・安住重彦は安住淳の地盤となっている石巻市に合併された牡鹿町の町長だった

・岡田克也(立民) →世襲ではない
美濃部貞亮(高祖父)村上紋四郎(義曾祖父)村上信二郎(岳父)村上孝太郎(義伯父)が政治家
なお義兄の村上誠一郎(自民)も政治家。

・村上誠一郎(自民) →世襲、だが岡田克也との関係があるからか批判しない

・小沢一郎(立民) →世襲(だが党としては批判しない)

・安倍晋三(自民) →悪い世襲、彼の死後も世襲議員は規制せよという例として名前を挙げ続け批判している

・金子容三(自民) →悪い世襲
父の金子原二郎は2010年~2022年参議院長崎県選挙区で
金子容三は衆院長崎県第4区で、
立民の世襲の定義では世襲ではないはずだが
2023年10月に行われた補欠選挙において立民側は世襲批判キャンペーンを展開

・山花郁夫(立民) →民主党時代から世襲として名前を挙げないようにしている
父の山花貞夫の引退に伴って地盤、看板、鞄を引き継いだ典型的世襲議員。

・横路孝弘(立民) →世襲として批判せず
父の横路節雄から地盤、看板、鞄を引き継いだ世襲として社会党のプリンスと呼ばれた。

あとは世襲政治家であるが立民は世襲として扱わない政治家としては

・山岡達丸(父・山岡賢次はマルチ商法で問題となった)
・山田勝彦(父・山田正彦は民主党口蹄疫災害で有名)
・中島克仁(父・中島真人)
・下条みつ(祖父の代からの世襲政治家)
・田名部匡代(祖父の代からの世襲政治家)
・梅谷守(筒井信隆の娘婿として地盤・看板・鞄を世襲)
・羽田次郎、神津健(羽田一族)
・中村喜四郎(名前まで変えて世襲)
・佐藤公治、寺田学、小宮山泰子、玄葉光一郎、金子恵美、渡辺周、荒井優、etc

立憲民主党からは
「世襲は立候補を制限せよ(※ただし自民の場合だけ)」
という主張が出ています。
それは自民の世襲議員だけをターゲットにしたものであって
こうした自分の所にいる世襲どもについては対象外です。
なによりも憲法違反です。

立憲民主党の野田佳彦(衆院千葉4区)は
「ルパンでも三世までだ!」
を20年来の演説の持ちネタとしていて
演説で世襲規制をずっと主張してきましたが、
世襲四世の鳩山由紀夫など自分の党の世襲政治家については絶対に批判しません。
この点では立憲民主党の仲間達のお手本となっている人物です。

物事というのは一から作り上げるのは非常に大変な労力を要します。
安倍晋三を見れば世襲はその一からの努力の内のいくらかを省略でき、
政治について学ぶという時間に充てられるのだと思います。

むしろ世襲やコネで有利な条件を手に入れても
それを生かさずろくでもないことをしているだけの議員
これが問題なだけではないかと思います。

父・田中角栄の築いた大きな地盤を食い潰して
選挙で勝ち目がなくなって引退を余儀なくされた
極端に口の悪い事だけが売りの人とか、
石原軍団のバックアップがあったから
当人がさして努力をしないでもなんとかなってきたけど、
石原軍団が解散した途端に落選した人とかいますし、
世襲だから云々というのは実に愚かな話だと思います。

特にマスゴミのやってきた世襲批判は
「妬ましいだろ!妬ましいだろ!お前等オールドメディアを鵜呑みにする愚民どもは妬め!妬むんだ!」
という極めて程度の低いものでしかありません。

テレビ局だって政治家や有名芸能人の子弟、官僚の天下りをいっぱい入れて
そのコネで補助金や優遇などを受けようとし続けてきたでしょうに。