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安倍総理への批判の一つとして、東北大震災の復興をよそに海外に大金を
ばらまいている、というたぐいがありこれは明らかに見当違い批判だと思いますが・・・

とはいえ、ブログ主も無知のジャンルなので、以前に専門家の方に訊いてみました。

今まで掲載をためらっていたのは、相手は専門家でも聞き手のこちらが無知な素人で、また聞き書きのメモそのものに不備がないかしら・・・・とか、メモした本人がいまだ内容を把握しきれてない・・・・など、それでアップせずにいたのですが、せっかく答えてくださったものを捨てるのも気が引けるし・・・・また、記事を書いている本人が今回は内容を十分には把握できてませんよ、ということを前提にアップ。そのうえで、専門領域にある方からの御意見による説明や補足をお待ちしようと思いたち、不備なままメモ書きアップです。

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対外支援に外貨準備は直接には使わない。

海外支援には外貨が必要だが、出所は国家予算。
毎年、目立ったもので1兆円。円借款という融資(有償援助)と
無償援助(外務省所管)が主。それ以外では、各省の予算に入っている
様々な国際協力費がある。
 
とはいえ、最終的に外貨準備の変動要因にハネ返ってくる。
但し、日本の外貨準備は140兆円弱、毎年5〜10兆円増加するので、
(保有資産の利息、貿易・経常収支の黒字等)その範囲内ならば許容か?
 
主要通貨(USドル、ユーロ、ポンド)間の大幅な変動がない限り、
介入(平衡操作)する必要がないので、ただ貯まるだけである。
 
万一、ドル売り介入(円安続伸)のケースには外準は減少。対策は
外為特会で外為債を発行して調達・・・となるが、政府・日銀が
何兆円(過去最高は3兆円/年)かをマーケットに介入すれば、均衡は
直ぐにとれる。
 
 
なお、外貨準備も一つの指標であるが、対外債権債務こそ、国力を象徴している。
我国は、ここ10年以上、ダントツの世界一。すなわち世界一の金持ちである。
 
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