1年3ヶ月母子通園のフォロー教室に通い

3年発達支援センターの単独通園に通い

9年小・中学校の情緒支援学級に通い

3年全日制公立高校に通い

3年制の専門学校を卒業、就職した息子。

 

その息子が発達支援センター単独通園に入園した時に

障害者関連のサークルに入会した。

身体・精神・知的障害など様々な障害を持っている当事者や

保護者や障害関係で携わっている方々。

幼児期から成人期まで幅広い年齢層のサークル。

そのサークルは勉強会や交流会まで様々な活動をしている。

 

その会の講演会が行われた。

今回は性に関する内容だった。

今までに色々な障害関係の講演会に参加したけど

性に関する講演会は本当に少ない。

 

自己肯定感が低くないか

嫌なことを嫌だと言えるか

自分で自分を守ることができるか

何でも話せる人が身近にいるか…

 

それだけでも

トラブルに巻き込まれやすいかどうかが違ってくるそうだ。

 

障害の有無に関係ないのかもしれないけど

障害があるからこそ

少しの変化でも周りが気がつける環境も必要。

何でも話せる家庭にする必要があるんだろうな。

 

この講演会で

通っていた放課後等デイで知り合った子の保護者に再会した。

その子は小学生の間に引きこもってデイを辞めてしまって

会う機会がなくなってしまっていたのだけど

今は頑張って作業所に行けるまでになったと聞いて

すごく嬉しくなった。

 

お世話になった発達支援センターの先生にも会えた。

相変わらず息子のことを「どうしてる?」と聞いてくれて

今の状況を話すと喜ばれていた。

 

いつも息子のことを相談していた先生にも出会った。

今の状況を話すと大笑いされてた。

 

入会しているサークルで知り合って仲良くなった保護者にも会えた。

お互いの近況を話して「また会おうね」と別れた。

 

息子が成人してしまうと

こういう場でないと知り合いに再会できる機会が無い。

 

講演会の内容は勉強にもなったし

お世話になった先生方や

息子の障害があることで知り合えた保護者との再会もできる。

まだまだこのサークルは退会できないな…