こんにちは。
子どもが伸びるアドラー勇気づけリトミック&子育て相談室「勇気のおうち」の中西香澄です(^^)
先日は手を出しちゃうお子さんについて書きました。
分かりやすかった!
知りたかったことだった!
など、うれしいコメントをありがとうございます(^^)
その中に、
「うちは叩かれちゃう方なので相手の気持ちがわかりました!」
というコメントも多かったんです。
次に私がこの記事を下書きしてたのが伝わりましたかね、以心伝心?(^^)
また、相手の気持ちを思ってくださるママ、その優しさに当時の私まで救われた気持ちになりました。ありがとうございます!
今日は、
いつも叩かれちゃう、
泣いちゃって言いたいことも言えないの!
タイプのお子さんについてです。
手を出しちゃうお子さんがいるように、どちらかというと出される側というお子さんも多くいらっしゃいますよね。
バッっとおもちゃを取られても、
取り返すことができない
やり返すこともしない
この子、主張できなくてこのままで大丈夫かな?
ちょっとは強くなったらいいのに。
我が子が強すぎると悩みますが、逆におとなしいタイプでも悩んでしまうのが母親。
こちらもまずは
泣いちゃう、主張できない=心配事
という固定概念から離れます。
お子さんを観察してみましょう。
おもちゃを取られて、
すっごく我慢している、
そんなに気にしてない、
ちょっと気にしてる
誰かが近くに来ると固まってる、
喜んでる、
どうですか?
よく見ているとタイプや対処法が見えて来ます。
どこかの専門家よりも、ママが我が子の1番の専門家です!
手を出される側によくなってしまう子のタイプでも大きく2つに分かれます。
◽︎遊んでいる所に攻め込まれて、ガっといきなりやられちゃうタイプ
これ、もうね抵抗のしようがないですよね(⌒-⌒; )
ただ遊んでただけなのに、、、
◽︎楽しそうな所にルンルンと向かって行ったら、いきなりガッとやられちゃうタイプ
一番被害にあう可能性が高いタイプです。
結構行動が早いのでママも追いつくのが大変、でも結構な確率で被害にあっちゃう、、、
どちらも同じ対処法ですが
物理的には、
まず防ぐこと。
特にハイハイし始めの時期は有効です。
・他の子との距離を大人1人分キープして置く
・他の子が手を出しそうな雰囲気になったら体を入れて視界を遮る
やっぱり、引っかかれたり、倒されたら痛いです。嫌ですよね。
引っ掻き傷も残るしね。
仲良くするのは良いことだ!
お友達に優しい子になってほしい!
なんて言葉、よく聞きますが、まだお互いのコミュニケーションの取り方もよく分からない時期は親の助けが必要です。
最初は自分の世界、親や近い大人との世界、その先にお友達との関わりが続きます。
発達段階以上にお友達との関係を強く求めなくても大丈夫です。
みんながみんな、子どもから完璧に目を離さずに過ごせるわけではないし、活動的な子は本当に早いので、相手のママもいっぱいいっぱいです。
自分の子どもは自分で守りましょう。それが周りの子を守ることにも繋がります。
乳児期はこの方法でもママが常に一緒にいてあげれるので、かなり防げるようになります。
子どもだけでもコミュニケーションがうまく取れるようになるのは、個人差がありますが、2歳頃から年少さん頃。
そこまでだんだんと距離をとって行きつつ見守って行くようにしていきます。
毎回初めましての不特定多数が集まる子育て広場や児童館では、特に距離はいつも気にして見守ってあげて下さい。(ただすっごい過敏にならなくても大丈夫ですからね!)
そうする事で、やられてしまった事で手を出す事を覚えると言う二次被害も防ぐことができます。
ただ、この対処法だけでら、たぶんママの本当の悩みの解決にはなってないすでよね。
物理的な怪我はもちろんですが、それよりも、
我慢ばかりしていて大丈夫かしら?
自己主張できないのかな?
弱いばかりでこの先大丈夫かな?
というママからの心配の声をよくお聞きします。
その為にできることは、
・共感を示す
取られたりして悲しんでいる時は、
「悲しかったね」
「嫌だったね」
と言葉に出して心から共感を表します。
大好きなママが気持ちを分かってくれる。
これが子どもには一番嬉しくて大切なことです。
共感は簡単で最強な勇気づけです!
・我慢=心配事 →我慢できる=心の力がある! 固定概念を変えてみる
我慢はダメなことでしょうか?
我慢できるというのは、それだけ心にゆとりがあり、心に力があるということです。
それがなければ出来ないのです。
少し見方を変えて見ましょう。
・気持ちを吐き出す方法、主張する方法を教える
おもちゃを取られた場合どうしたらいいか分からない、という子もいます。
取り返すとか、嫌だと主張するとか、意外に子どもは方法を知らないという事があります。
ですから、
ママが話してあげたり、
聞き出してあげたり、
代弁してあげることもできます。
代弁は共感の所と似ていますが、まだ言葉には上手に表現できない時期に、
「もっと遊びたかったね」
「痛かったねぇ」と
代弁してくれることで、
これが悲しい気持ちなんだ!
くやしいってことか!
と語彙と感情が繋がり、インプットされていきます。
絵本なども読んであげることができますね。
最近の絵本は
「貸して どうぞ 」だけのやり取りだけでなくさらに発展して
「今は遊んでるんだ少し待ってね」
と自己主張をする という内容も出ていたりします。
また、乳児期から少し成長すると、手を出さずに「貸して」とはいうけれど、否応無しに主張してくるという時期もやってきます。
そうなるとイヤと言えないタイプの子はまた悲しくなってしまいます。
この場合は、自分が過干渉になるのを心配するママは子どもに任せた方がいいの?と悩むかもしれませんが、様子を見て
「今は〇〇が使っているの〇秒待ってね」
等の助け舟も出して大丈夫。
すぐ
「はい、お友達が貸してだって!はいどうぞは」
と相手ばかり優先してあげなくても大丈夫です。
大体貸して!て言って来れる子は、待つ事を勉強中なので待ってもらいましょう。
〇秒待つのが重要ではないんです。
相手が主張してきた事に対して、
自分の意思を表現する、
更に相手の気持ちも汲む、
こんな複雑な事を大きくなるとしなくちゃいけないんですね、人間って大変(笑)
それをこの一言で学んで行くことができます。
たぶん、我慢できちゃうタイプの子はすぐ渡しても泣かないだろうし、違うおもちゃでごまかしても誤魔化せちゃう。
でも、せっかく主張するチャンスなのでこんな方法をお勧めします。
うちの末っ子くんは、嫌だけど貸しちゃうタイプ。
4人兄弟の世界で育ってきて空気を読むのは得意なので手を出される事はほとんどないのだけど(強めの子がいるとさ〜っとフェイドアウトするの)
貸して!!とかいわれるとイヤって言えないタイプでした。
幼稚園生になった今でも後で「貸してって言われるからヤダ〜」と気持ちを話してきます。
ですから、
「そっか、遊びたかったんだもんね」
と共感をしっかり。
「まだ遊びたかったら、ちょっと待ってねって言っていいんだよ」
と話したり、絵本で読んであげたりしています。
初めてこの話をした時に、本人はびっくりした顔をしていました。我慢しなきゃいけないと思い込んでいた様です。
これだけでも、本人の不満は大方解消されます。
すぐに主張できなくても大丈夫。
「主張してもいいんだ」と知ることがまず大切です。
・子どもの将来を心配しすぎない
子どもの行動で悩む時、ほとんど、一つのきっかけを発端に遠い未来まで想像して悩めます。
これは母親の特技かもしれません(^^;;
そんな先の心配をしなくても大丈夫!
今、出来ることをして行きましょう!
(心配性については、こちらの記事も参考にしてください。)
長くなったので、まとめますね。
・距離を保つことで防ぐ
・共感する
・我慢=✖︎ではない
・気持ちを吐き出す方法を助ける
・子どもの将来を心配しすぎず明るい希望を持つ
・共感する
・我慢=✖︎ではない
・気持ちを吐き出す方法を助ける
・子どもの将来を心配しすぎず明るい希望を持つ
何よりも
ママやパパ、お家が安心な心の基地であれば、子どもは外の荒波に揉まれても大丈夫!
我が子は、今は小さく見えてもどんな逆境にも立ち向かって行く力を身につけて行くことができます。
子どもには無限の可能性がある!
輝く強さがある!
輝く強さがある!
それを信じて信頼してね(^^)
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