箱入りの金封がありました。
赤と黒の金封がそれぞれ、
箱買いされていました。
冠婚葬祭のやり取りが活発な時代と地域でした。
そして、異動の多い昭和の公務員でした。
何かにつけて、お祝いとか、お悔やみとか、現金のやり取りが多かった時代でした。
個人的に出すこともあったし、職場でまとめてあげたりもらったり、してました。
カバンや、礼装のスーツのポケットには、
いつでも渡せるように、ちゃんとお札の入った金封が入っていました。
準備万端な公務員であり、退職後は地域の活動をしている人でした。
それにしても、個人で数十枚の箱入りを買って、備えていたとは。