前回の記事にも書いた通り、ミルク猫の体重管理はめちゃくちゃ重要です。
ミルク猫は日々体重が増えるものなので、毎日10~20gくらい増加し続けていれば、順調に育っているという目安になります
この時期の子猫は、体重の個体差がとても大きいです。
参考までに、我が家でお預かりしたミルク猫3匹を比較してみると…
生後25日の時点で、ノワールの体重はかんぺいのわずか6割程度。
こちら に載っている一番重い子猫は425gもあるので、ノワールとの差は約190g
小ぶりなノワールですが、病院での健康チェックにも問題はなく、元気に育ちました
ミルク猫の体重は、
・生まれた時の環境や栄養状態
・個体の食欲量
・授乳者のテクニック
などによって差が出てしまうので、日々の体重チェックが一番の健康管理かなと思います。
ちなみに上の表の【かんぺい&あさ】は私が初めて育てたミルク猫だったのですが、私の授乳が下手くそすぎて、お預かりした2日後には獣医さんのお世話になりました。。。
輸液注入してもらうの図。
・°・(ノД`)・°・
生後11~12日頃の出来事です。
毎日増加しなくちゃいけない体重が、むしろ減っているという危機的状況でした
ミルク猫にとって授乳=命に直結するので、「ミルク飲む量が少ないな~」と思ったら、すぐに病院へ連れて行きましょう!!
見た目は元気そうでも、体重が減るということは子猫の体に何らかの問題が起きています。
この子たちも元気に動き回っていたけど、実際は脱水症状を起こしていました。。。
もし「しばらく様子をみよう」と悠長に構えていたら、低血糖を起こしたり、衰弱死してしまったかもしれません
幸いすぐに回復し、私も獣医さんから授乳のコツを教わったおかげで、その後は順調に体重が増えていきました。
なかなか神経のすりへるミルボラ・デビューでしたが、子猫が可愛く成長していく姿を見ていると、そんな苦労もすっかり忘れ(笑)、次のミルク猫が楽しみだな~って待ち遠しくなります
だってこんなにラブリーなんだもの