避妊手術をおすすめする3つの理由【メス猫】 | famille ミルク猫部

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名古屋の動物愛護団体ファミーユの【ミルクボランティア】活動記録です♡
ミルク猫(乳飲み仔~離乳期の仔猫)を自宅で育て、里親さんとのご縁をつなぐお手伝いをしています。


ファミーユでは子猫の里親になっていただく際、避妊・去勢手術のお願いをさせてもらっています。


この避妊・去勢手術、今までペットを飼われたことのない方には、聞きなれない言葉かもしれませんね。


避妊手術=メス猫メス

去勢手術=オス猫 ♂


どちらも望まない妊娠を避ける為の手術のことです。


最近では、ペットに避妊・去勢手術を受けさせることが一般的となっています。


今回は避妊手術をおすすめする3つの理由について、お話させてもらいますねニコちゃん




【理由①】 子猫を増やさない

一度の出産で、平均3~5匹の赤ちゃん猫が生まれます。

そして子猫の貰い手を探そうと思っても、簡単には見つかりませんあせる



【理由②】 愛猫のストレス軽減

発情期にはお相手を求めて外へ出たがり、アォ~~ンアォ~~ンと独特の声で鳴き続けます。

発情という本能が満たされないまま抑え込まれているので、猫さんにとってかなりのストレスですはぁ~

この苦しいストレスから解放してあげられるのも、避妊手術のメリットです。



【理由③】 病気予防

猫さんにも人間と同じように、婦人科系の病気があります。

子宮内膜症、子宮蓄膿症、乳腺腫瘍(乳がん)など。

避妊手術では子宮や卵巣を切除するので、これらの病気を予防することができます。

高齢猫になってからこれらの病気を発症すると、手術の負担が大きかったり、場合によっては麻酔がかけられず手術不可能なこともあります。

ガンや腎不全は予防できませんが、婦人科系の病気なら避妊手術で予防が可能ですきらきら!!


尚、手術を受けるベストな時期は生後5~8ヶ月頃で、完全に性成熟する前が望ましいと言われています。

病気予防の面から見ても、


初めての発情(生後6ヶ月頃)までに避妊手術を受けた場合、乳腺腫瘍が90%以上予防できる。

生後6ヶ月~1歳までに受けた場合は、80%以上の効果。

1歳以降は予防効果が大幅に減少する。


というデータがありますので、お早めの施術をおすすめします病院


ちなみに避妊手術には、1点だけデメリットがあります。


それは太りやすくなること。


でもこれは食餌管理をきちんと行えば大丈夫ですニコニコ


「術後はどんな食餌が良いの?」「どのくらい与えればいい?」など、詳しくは獣医さんにご相談くださいね。