マイロと7か月 | ●ファミーユ DOG BLOG●

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預かりボラの奮闘記をごらんください!

マイロです。寒さにも負けず元気です。
昨年7月に我が家にきてから、まだ一度も病院にかかっていません。
健康なのはありがたいことです。

食欲は旺盛。体重は5.4㎏。夏から変化なしです。



寒い季節ですが、散歩は欠かせません。
朝と夕方、しっかり着込んで出かけています。

 


夜道で一度拾い食いをしたことがあって
何を食べたのかわからず、血の気が引きました。
なんともなくて良かったですが、油断大敵です。

 

散歩から帰ると、鹿の角をかじるのが毎日の日課です。

噛むことに没頭しながら、散歩中の緊張をほぐしているようにも見えます。

鹿の角はマイロの精神安定剤かもしれません。

 

 


室内では、感情の動きがすぐ吠えになります。
私と一対一で過ごす時間は、穏やかにしていますが
夜、オットの帰宅で興奮状態になり、吠えを繰り返します。
一旦興奮すると、静まるまでに意外に時間がかかります。

 


視力のないマイロは、観察から学ぶという積み重ねがない分
内面の成熟度が低いのかもしれません。
「ちょっとびっくりしたけど大丈夫だったから、次からはもう平気」

とはならなくて、毎度毎度の興奮はとても気の毒です。
家族の多いところに譲渡されたら、
人が帰宅するたびに新たな興奮が起こって
落ち着く暇もないのでは、と心配になります。

 


散歩はすたすた歩き、家の中でも気ままに動くので
盲目でも不自由なく生きてる感じです。

でも、人の視線の先を追えないので、人の関心が今どこにあるかわからない。

安定しづらい、楽に過ごせてない。

ネガティブな興奮状態から、過度な保護を求めてくるところがあります。

 

「リラックスしてればいいんだー」とマイロに理解してもらえるよう、

まず興奮する心理をこちらがわからなくては、と

日々の行動観察を続けています。

 

ことばよりも「気」が瞬時に伝わるマイロ。

信頼関係ができたら、とても良いパートナーになれると思います。

 

譲渡会参加予定でしたが、その前にトライアルが決定しました。
がんばれ、マイロ!