Power Mac G5のCPU交換用に自作したツールで

正確に測ったことはありませんがCPU交換の手間と

時間を劇的に減らすことが出来ました。

画像の奥側に見えているのがオリジナルのツール、

手前側に有るのがPower Mac G5のCPU交換用

特にPower Mac G5 QuadのCPU交換に特化した

ツールです。

当然Power Mac G5 Dualにも使用出来ますが、

電源端子周りの構造の違いから背面の排気FANを

取り外す必要があります。

CPUユニットを取り外したところです、黒い

樹脂性の部品に固定されているのが電源端子

その両側見えるのが水冷ユニットを筐体に

固定する為のスタットボルトです。

画像だけを見るとかなりスペースに余裕が

有るように見えますが、実際にはCPUを

水冷ユニットに設置すると電源周りの

冷却用のヒートシンクが配置されますので

下の画像のようになります。

水冷ユニットの後方のヒートシンクと背面の

排気FANとの間は約25mm程度の間隔しか

ありませんので手を入れることは不可能です。

背面の排気FANのトップら水冷ユニットの

スタットボルトを取り付けてあるプレート迄

約145mmCPUの基盤までは約165mmほど

有ります。

僅か20mm程の差ですがオリジナルのツール

辛うじて水冷ユニットのスタットボルトに

とどくのですが、これでは当然ながら電源の

端子までは届きません。

やむなく背面の排気口の格子を止めている

9本のネジを取り外し背面の排気FANを外し

更に開いた排気口から内部に手を入れ電源

端子を止めているボルトを緩めます。

こう書くと簡単そうですが、実際に行うと

外したネジの管理に注意しないと大変です。

何しろ小さなネジなのでちょっと気を抜くと

すぐなくなってしまいます。

更に排気口の断面はエッジが立つているので

気を抜くとすぐ手が傷だらけに(泣)内部も

狭くボルトを外すために何回も六角レンチを

持ち替える必要があります。

 

 

取り外すした背面の格子を止めているネジです、

通称イモネジとか言っていたと思います。

(違ったらすみません)大きさを比較する為に

1円玉の上に乗せてみました。

因みに背面の格子を止めているネジの数は

全部で9本有ります。

3/9のブログにて書きましたが組み立ての

際にはネジ穴(判りずらいので照明をしっかり

当てましょう、少しの手間を惜しむと大きな

代償を払う事になります。)の位置を確実に

確かめてネジを挿入しましょう‼️

さもないと確実に後悔します(笑)

因みに自分は思いっ切り後悔しました(泣)