「牛乳で家族が笑顔に!」がテーマ
皆さま、おほようございます。
SmileMilkりゅうさんこと広島 隆明です。
いつもありがとうございます。
いにしえの中国の偉い人が
「病気を治すのは下医、
病気を予防するのが上医である。」
と言ったそうです。
よくある健康食品のように
「なんとなく身体に良い」というのではなく、
本物を作りたい、病気の患者さんを救いたい・・・
たった一つの商品の開発に携わった人たちの物語(四回目)です。
前回記事はこちら
◇◇◇ キミは胃の中に新天地を求めてきたのか? ◇◇◇
胃の中は強力な酸性状態。
なぜ、このような悪条件で
ピロリ菌は生きていけるのか?
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答えは、
ウレアーゼという酵素を持っているからです。
ウレアーゼは胃の中の広範囲に存在する
「尿素」を分解して、
アンモニアを作りだすことができるのです。
この「アンモニア」が実は、
胃酸を中和してピロリ菌、自らが
生存可能な環境を作っているのです。
胃酸は食べ物を消化するのに、必要な働きをしますが、
同時に胃壁を傷つけてしまう危険性があります。
そのために、胃壁を粘液で覆い、胃粘膜を作っています。
この胃粘膜の周辺が
ピロリ菌の絶好の住みかなのです。
○○○ 未来の乳酸菌の発見 ○○○
いよいよ、M社との共同研究が始まった。
M社の保有する大量な乳酸菌の種類の
中から試験管内実験で使われるに適した
乳酸菌を選び出さなければならない。
ここで、人の胃の中で
ピロリ菌を排除するには、
その「乳酸菌」に5つの条件が求められた。
①乳酸菌にとって栄養の少ない胃の中で、
どう定着できるか?(乳酸菌の好物は糖です)
胃の激しい動きに耐え、ピロリ菌を排除するために
乳酸を作ることができるか?
②ピロリ菌に対して高い殺菌効果を持つ
乳酸をたくさん作ることができるか?
③ピロリ菌が棲む胃の上部の細胞に定着ができるか?
乳酸菌がピロリ菌を目指して向かっていけるか?
④強い胃酸の中で耐えることができるか?
⑤安全性は確保できるか?副作用はないか?
これらの条件をクリアーするため繰り返し実験が行われた。
そして、
優れた乳酸菌として選ばれたのが・・・・・
「ラクトバチルス・ガッゼリーOLL2716」だった。
その乳酸菌の頭文字をとって
名付けられた略称が・・・・・・
[LG21]だったのです。
http://www.youtube.com/watch?v=-KueJ1NOkGY
(参考)
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ありがとうございました。