エッセイ風に書いてみました。 | Smile Milk「牛乳で家族が笑顔に!」

Smile Milk「牛乳で家族が笑顔に!」

明治の宅配の仕事をやっています。宅配を取っているお客様の声や私たちの日々の仕事の様子、出来事、イベントなど。また感じた事などを綴っています



 毎月1回、

私たちのお客様(宅配)にお届けしているニュースレター。

「りゅうさんのアナログマガジン」より。

<9月号>




 「祭り」


今年も何事もなく終わった新潟まつり。

炎天下の中無事に終わることができてホットしている。

私自身、今年で4年目になる「住吉行列」。

2日間で千名を越す百壱番組みの行列は、

新潟小学校、寄居中学校の生徒、保護者、先生、地域関係者で構成されている。

今年はその先頭を任された。

行列の出来は先頭のさじかげんで決まる。

判断を誤れば子供たちを危険にさらす。

先輩たちのアドバイスを取り入れ、止めたり進めたり、

商工会議所の係りの方ともめることも度々あった。


商工会議所、白山神社、百壱番組と次々に「直会」があった。

最後の「直会」で新潟小学校の伊藤校長先生が、

こんな話しをしてくれた。

「祭りは子供たちの心のふるさとだ」

私はこの気持ちを守っていきたいと考えている。

今年285年目の「住吉行列」。

伝統の1ページに加われて満足感でいっぱいだった。




 6カ月


東日本大震災から今月11日で半年が経過した。

その間に多くの災害が起こり、

たくさんの尊い命が失われた。

「いろんなことがあって、その方たちも大変だと思うけど

 東北のことを忘れないでほしい・・・」

ニュースで観た印象に残っている言葉だ。

がれきが取除かれ、道はきれいになっても

被災された方々のこころの中のがれきはちっとも

きれいになっていない。

大きく見れば復興は進んでいるかもしれないが

小さくみれば何も変わっていないのかもしれない。

問題や課題はそれぞれの人の数だけ、

いやそれ以上あるのかもしれない。

離れて幸せに暮らしている私には到底理解できない

苦しみだと思う。

私はこの半年毎日継続してきたことがある。

それは被災された方に向けて祈ることだ。

毎日、手を合わせている。

何も役には立たないかもしれない。

でも何もしないよりいいと考えて続けている。


忘れてはならないことがある。

それは諸外国の方たちからの心温まる支援の数々だ。

それと新潟(津南、十日町周辺)も被災地であることを。