コップに水が半分入っているを見て、
「半分しかない」と思うのか、
「まだ半分もある」と思うのか。
この違いはその人の「捉え方」によって変わる。
それと同じで『過去』というものも捉え方次第で大きく変わる。
好きな彼女に浮気された過去を、
「辛い過去でありトラウマ」と捉え過去に執着するか
「女というものを知る事が出来ていい勉強になった」と捉え今を生きるのか。
ちなみに学生時代、2年付き合った彼女に浮気され
1年近く沈み過去に執着してた事はここだけの話しにしておいてほしい・・・。
そう考えると、昔から言われてきた「過去は変えられない」
という説は間違いになる。
どうやら捉え方次第では過去は変えられるらしい。
黒歴史を「過去」とせず、「現在進行形」と捉える事で
『黒歴史という過去』自体の価値観を変えてしまった人もいる。
これはとても凄い事でこういった捉え方の出来る人を心底面白いと思うし尊敬する。
そんな椎名さん主演のホラードラマ「少女ピカレスク」。
この中で椎名さん演じる主役のヒカリは過去に囚われた少女だ。
親の愛を知らずに育ったヒカリは、SNSとライブ配信という世界に閉じこもり
常に自分を必要とする他者を求めている。
辛い過去に執着し、現在も過去という名の鎖に囚われているヒカリ。
椎名さんの考え方とは真逆を行く。
このヒカリが物語を通じる中で最終的にどうなっていくのか?
※「公開よりも先に少し詳しく知りたい!」という欲しがりな方は「ピカレスクの会」に入会下さい。
https://ameblo.jp/syojopicaresque/entry-12376213737.html
予告を見て頂ければお分かりの通り、ひと癖もふた癖もあるドラマだ。
見ていて辛くなるかもしれない。
見ていて怖いと思うかもしれない。
でもどうかその目でヒカリの生き様を見守っていてほしい。
ヒカリとしての正義を見守っていてほしいと思う。
椎名さんが演技という枠を超えて(と思う)
憑依した出来たキャラクターであるヒカリを。
過去をどう捉えるのか?
自分自身をどう捉えるのか?
お楽しみに。
「少女ピカレスク」
シネマート新宿にて6.23(土)より2週間限定レイトショー上映
http://www.fami-geki.com/picaresque/
ファミリー劇場スタッフ こすけ