クリアするのに、時間のかかるゲームを続けて紹介したので、10分ほどで、決着のつくゲームを紹介。
キン肉マン マッスルタッグマッチ(バンダイ)。
バンダイが、ファミコンに初参入した、対戦型のアクションゲーム。
バンダイといえば、キャラクターゲーム。
キャラクターゲームといえば、クソゲーという歴史がここから、始まる・・・。
ただ、このゲームは、クソゲーではなく、手抜きゲー(雑ゲー)。
100万本以上も、売り上げた功績は、間違いなく『キン肉マン』というビックネームのおかげでしょう。
あと、雑さと対戦型機能が、結果として、子供たちに、受け入れられたことがおおきく、
以下のように、友達の家で遊ぶときに、役立つ1本となった。
タッグを組み、パンチ、キック、バックドロップ等の技を使って、闘うプロレスタイプだから、
説明書を見なくても、目的が明確。
1試合最大約3分で、3回戦中2勝すれば、1ステージクリア(または勝利)となるので、
多くの友達が集まったときでも、回転が速い。
A・Bボタン単独で、かけられる技がほとんどで、ファミコンに不慣れな子供でも、操作が容易。
また、命の玉を取ることで、形勢逆転が可能になり、誰でも勝つチャンスがある。
選択できる、超人は、全部で8人で、この中から2人を選択する。若干の能力差がある。
キン肉マン、テリーマン、ラーメンマン、ロビンマスク、
バッファローマン、ウォーズマン、ブロッケンJr.、アシュラマン。
2P対戦のときは、ここから、バトルがはじまる。
私もそうだったが、初心者は、バッファローマン、ウォーズマン、ブロッケンJr.を好んで使う傾向が強い。
青い玉(1P)・赤い玉(2P)は、超人パワー(体力)のゲージで、
2つになると動きは遅くなり、1つになるとジャンプもできなくなる。0になると負ける。
また、制限時間(リアルタイムで約3分)で、試合終了。(2P対戦は、パワーが多いほうが判定勝ち。)
パワーゲージの残りが3つ以下でミート君が出現し、
3以下になったキャラに向かって、上or下方向から、命の玉が投げ入れられる。
命の玉を取ると、体力回復・移動速度上昇・電気リングでしびれない。そして、必殺技を使用できる。
基本操作:
Bボタンで、ジャンプ(体力を少し消耗する。)。ジャンプ中に、Aボタンを押すと、キックになる。
逆に向かい合って密着した状態で、Aボタンを押すと、相手を弾き飛ばす。
ロープに弾かれた相手に、Aボタンでラリアート。(これも、あまり使わない。)
同様に、ロープに弾かれた相手に、Bボタンでドロップキック。
ロープに向かって、ジャンプすると、フライングボディアタックとなる。
この技は、結構使える。特に1Pモードでは、効果的。
体力が少なくなると、ピンチ。自分のコーナーで、Aボタンを押すと、タッチ(交代)できる。
また、着地するまでは、無防備だぁ、キックのチャンス!
必殺技:
▼キン肉マン:キン肉ドライバー。(相手の背後でAボタン。)
▼テリーマン:ブルドッキングヘッドロック。(Aボタンでダッシュして、相手を巻き込む。)
▼ロビンマスク:タワーブリッジ。(相手の背後でAボタン。)
▼アシュラマン:アシュラバスター。(相手の背後でAボタン。)
だから、離れていても必殺技がかけられる超人が、初心者に好まれる。
▼バッファローマン:ハリケーンミキサー。(Bボタンで相手目がけて飛びかかる。)
▼ウォーズマン:ベアークロー。(Bボタンで相手目がけて飛びかかる。)
私が最も好んで使う超人。
こいつや、バッファローマンなどで、相手をロープ際に追い込むと、連続技確定(勝利確定)。
▼ブロッケンJr. :殺超人ミスト(Aボタンで噴出される飛び道具。) これも、初心者には、扱いやすい。
ノーマル時の能力は低いが、必殺技を繰り出すと、勝利確定するため、
強い人が使うとひんしゅくをかうことも、しばしば。
ちなみに、ナチスガス殺法・毒ガスは、親父(ブロッケン)の技だよ・・・よく間違われるけど・・・。
▼ラーメンマン:レッグラリアート。(ジャンプ中にAボタン。有効範囲が少し伸びる。)
はっきりいって、慣れないと、技がかけられない。ほとんど使わない・・・。
ラウンド2、氷リング。床がつるつる滑る。
ラウンド3、電気リング。ロープに触れるとダメージを受ける。 ジャンプで抜けられる。
と、ここまでは、1Pモード・2P対戦モード共通。
1Pモードは、試合に勝てば、次ラウンドへ。1周256ラウンドの繰り返しによるエンドレスとなる。
4ラウンド目以降のリング、対戦相手はランダムとなる。また、タイムオーバーは負けとなる。
ラウンドセレクトの裏技。
1)1Pモードでゲームを始める。
2)キャラクタ選択画面で、1PのBボタンと、2PAボタンとBボタンを押しながら、2Pの上で選択。
なお、プレミア版として、大会景品用のゴールドカートリッジ版と、
集英社児童図書版(カートリッジの外見が緑色で、中身は変更なし)の2種類があるそうだ。
ゴールドカートリッジ版は、ゲーム内に好きなキャラクターを入れ替えできる権利が与えられており、
現在の所ブラックホール、ペンタゴン、モンゴルマンが確認されているそうだ。(遊びてぇ。)
詳しくは、今日のカレーライス さんの攻略サイトに載ってる。
ゴールドカートリッジ版は、ネットオークション等で高値で取引されており、
その数の少なさと、一部仕様の変更という貴重さから、数十万円と非常に破格みたい。