私には、年の離れた兄がいます。

小学生当時、兄はもう社会人。

兄も結構TVゲームが好きなようで、色々なソフトを買ってきてくれました。


日を増すごとに、ソフトが増える。

ソフトが買えない小学生の私にとって、こんな贅沢なことはありませんでしたにひひ

(感謝、感謝です!)


その兄が、初期の頃に買ってきてくれたソフトのひとつが、

忍者ハットリくん(ハドソン)です。


ハットリ


私の得意とする横スクロールアクション系のゲームです。

基本は、敵のメカ忍者を倒して、巻物をGET。

12種類の忍術(巻物)を、うまく使って、面をクリアして行くというものです。


ハットリストック

私は、初めの一人目で時間切れまで、巻物を集めてから、

本スタートというのが定番でした。


手元には・・・
ハットリ攻略
攻略本必須です。(ゲーム攻略には欠かせないバイブルです。)

インターネットのないこの時代のベストセラー。

ヒット作の攻略本は、ミリオンセラー間違い無しですね。


おかげさまで、楽々完全制覇。

4周までしたところで、やめました。

(だって、セーブできないし、電源つけっぱなしで、アダプタ暴走気味です。爆弾


このゲーム、当時150万本のセールスを記録するほどのヒット作品

クソゲーの多いキャラクターゲームとしては、異例です。

ハットリくんの動きに少し癖があるが、バランスの取れた良作です。(さすがハドソン!)


隠しアイテムや敵が高得点のフルーツに変わるハイスコアポイントなどは、

ハドソンらしさが出ていていい味を出しています。

(やっぱりでました、高橋名人。高得点です。)


ハットリ力 ハットリシンゾウ

アイテムも、太巻物、印籠、カギ、力、ちくわなど充実しているし、

シンゾウや獅子丸、ケムマキくんも登場し、原作のイメージも損ねず、上手く使われています。

また、苦手な蛙やマニアックな白猫斎など、細かく設定されているのも嬉しい。

各面の最後に、なぜかジンゾウがハットリくんに鉄アレイを投げるという痛々しい場面もあるが・・・。

一度くっついたら離れないオバケや

巻物をGETした瞬間、微妙な動きで忍術をかすめ取っていく影千代(このゲーム中最強だわ)に

泣かされたことが懐かしい。