ノスタルジー
このキャンプ場にはこの言葉がよく似合う。
キャンプ場の実運営は初老の男性2~3名で行われている。
いってみれば、味のあるおじいさんたちだ。
会話からの推測であるが、地元の農家の方だと思う。
自然の力とはすごいもので、
閉鎖期間のあいだキャンプ場は自然に帰ろうとしていたのだろう。
人の手が入らないと施設は朽ち、地面は雑草に覆われ通路すら失われていく。
それをコツコツと老人たちが再開発していくのだ。
日中彼らは雑草を刈り、雑木を切り開いて道をつけていく。
ちょっとした開拓者たちだ。
少人数でよくやっていると思う。
施設内はゴミも無くトイレは綺麗に清掃されている。
オートキャンプ区画にはテントハウスゾーンに続く階段手前右に野外のステンレス流しが一ヵ所ある。
少なすぎではあるが、管理等に向かって登って行けば、屋根付の炊事棟があるので問題はない。
貸し切り状態なので、好きなように張らせてもらう。
能勢BOXと道の駅で買った食材をBBQして散策。
本館とキャンプ場を隔てるように小川が流れているのだが、
上流の方、キャンプ場最上部には自然プールがある。
コンクリートの箱に川の流れを引き込んだものである。
夏場最盛期にはここで泳いだり、魚を放流してつかみ取りを楽しめるようである。
水は張っていない状況だったが
ウチら家族の為だけに水を引き込んでくれた。
山上にあるため6月末でも水温は低く、ずっと足をつけることはできなかった。
川水の引き込み元にはカニやカエルがいて子供たちは楽しそうだった。
そこから下流へはユンボで道をつけている途中であったが、下りて行って川遊びができた。
切り取った土の中には結構ゴミが混じっていて、
昔のプルトップを引き抜くタイプの空き缶が(ビーボーの缶コーヒーとか)混ざっていて、
ますますノスタルジックな気分になれる。
続く

