能勢温泉キャンプ場はかんぽの宿の付随施設として営業していたが、
小泉内閣の郵政民営化政策に伴い整理統合の的となり、かんぽの宿と共に一旦閉鎖された。
数年後、地元の企業が落札し、温泉とキャンプ場を再開し今に至る。
6月の末に雨を承知で行ってみた。
キャンプ場の利用者はゼロ。
管理人によるとお盆休みには満員になるようだ。
昭和のどこかで時間が止まったような、そんなキャンプ場。
オートキャンプなんてなかった時代、テントバンガロー主体のキャンプ場。
オートサイトはテニスコートを廃止して、でっちあげたようなつくり。
繁忙期にオートキャンプで行くことはお勧めできない。
異常に狭いのだ。
小型のテントと小さいタープ。ロープで仕切られた区画に収めようと思えばそれが限界。
スクリーンタープなど張れやしないだろう。
満員になれば、果たして車が出入りできるのかも怪しい。
でも、繁忙期でなければこの雰囲気は何物にも代えがたい。
誰もいないキャンプ場を散策すると、子供たちの笑い声が聞こえてくるような。
何か、自分の少年時代を思い出せる。
うまく言葉で言い表すことはできない。
ただ、このキャンプ場を再開させてくれた企業に感謝したい。
「懐かしさ」がここにあった。
続く

