心も体も「子どもに寄り添う人」であるように | ピアノの先生からの子育てヒント・生き方ヒント~あけみせんせいのブログ

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ピアノ教室でのできごと、ふーっと感じたこと、
「生きる」を味わって、気づいたことを書き留めます(^-^)

リトミックの1年間の講習が終わりました。

といっても、勉強は永遠に続くのですが。

 

講習会の最後に先生が経験談を。

かつて、まだ(先生が)若かりし頃、

リトミックのレッスン中に急に泣き出した子がいたそうで。

 

どこかにぶつけたわけでもなく、転んでもいないし

だれかとケンカしたわけでもない

「どうしたの?」と聞いても

泣いてばかりで要領を得ない。

 

若き先生はオロオロ

「見てるだけでもいいよ、できそうだったらやってね」

と、様子をみながらレッスンを進めていくと

そのうち、ベソをかきながら

 

「ママが・・・ママが、遊んでくれないえーん

 

その場にママがいたわけではなく、急に思い出したんだそうです。

心にしまってあった「泣きたい気持ち」

リトミックで体を動かしたり、音楽で気持ちが動いたりして

しまい込んでいた感情が出てきたんでしょう

・・・と、先生はおっしゃっていました。

 

心と身体は本当に一体なんだと思います、特に幼児期。

寄り添ってあげたいですねウインク