ランチタイムスタート、「今日は調子がいい。」
テーブルが、いつもよりはっきり見える。
調子のいいバッターが、球が止まって見えるとはこのことだったのか。
最後までこの調子で行くぞ。
そして、ランチタイムがピークにさしかかります。
4枚持ち。自分をアピールするチャンス到来。
「ガッチャーーン!」
落としました。
店中、響き渡る音。
お客様の視線が、おじさんに集中。
ホールのスタッフ、「おじさんやっちゃった。」という顔。
おじさん。急降下。
ここから、何をやっても、チグハグ。
酸素の足りない金魚のようになり。
パクパク。
弱り始めます。
弱った身体に、先輩からののツッコミもいつもよりきつく感じ
「いらっしゃいませ」の声は蚊の鳴き声。
店長。
年末年始のシフト埋めるための作戦なのか、「誰でもあることだからね。」と妙に優しい。
年末年始、シフトに入ります、と言いたくなります。
バイトが終わりました。
「お疲れ様でした。」の声も蚊が泣くような声、帰路に着きました。
どんまい、おじさん。


