還暦おじさんです。
接客を経験したくて、週2日ファミレスでバイトを始めました。
想像より覚えることが多く、毎回苦戦の連続でした。
無駄な動きをしていると注意されます。
新人2人に抜かれました。
おじさん、一年弱、頑張りました。
ホールの仕事は、とても楽しかったです。
「ありがとう」や「おいしかった」と声をかけていただくたびに、とても嬉しいのです。
サラリーマン時代には味わえなかった喜びでした。
子どもにハイタッチを求められることもあり、そんな瞬間がやりがいにつながっていました。
もちろん、失敗もたくさんしました。
それでも続けることができたのは、周りのサポートがあったからです。
ずっと引っかかっていたこと
それは、大学生のバイトにタメ口で指示をされることです。
どうしても耐えられず、一度そのことで「辞めます」と店長に相談しました。
そのとき、店長は
「彼にはしっかり言いましたし、反省しているので大丈夫です」
と言ってくれました。
変わらなかった現実
しばらくしてその大学生とシフトがかぶった日。
彼の、
「おい、どしたぁ?」
おじさん、思わずカチンときました。
ついに言ってしまった
自分はいつも教えてもらう立場。
現場でのモードは一番下っ端なんだから、「全部、はい!」。
でも、この時ばかりは違いました。
「口の聞き方、おかしいだろ。💢」
思わず、口にしていました。
そして帰った。
店長に、帰ることを伝え、途中で帰りました。
これでよかったのか?
あとで考えれば、「ちゃんと注意するのが大人だったのでは?」とも思いました。
言えませんでした。
でも、それでもいいと思ってます。
いろんなタイプの人がいてあたりまえ。
これが私。
人生、これまで充分に嫌なことたくさん経験してきました。
だからこそ、もう嫌なことはしないと決めたはず。
それを思い出したとき、この選択は間違っていなかったと思いました。
目標に一年にあと1ヶ月たりませんでした。
とてもいい経験をしました。
やってよかった。