還暦おじさんです。
接客を経験したくて、週2日ファミレスでバイトを始めました。
8ヶ月が過ぎました。
同期はすでに一人前。店長の熱い信頼を得てます。
おじさん、いないよりマシなのか、しっかりシフトに入れられます。
毎回苦戦の連続です。「えっ、そんなこと知らないの?」と言われることも。
知らないんです。
疲れてくると徘徊します。
でも、なんとか頑張ってます。
One Way Three Job / ワンウェイスリージョブ
この言葉、ブロガーの方に教えてもらいました。
レストラン業界では当たり前の言葉なんですね。
1回行ったら、3個仕事して帰ってこい。
今までは、一度にたくさんのこと考えてました。
- 「オーダー取りに担当テーブル行く。
- 終わったら、バッシング、中間バッシングないか確認。
- 戻り際、対応(デザートなどの追加注文の提案をすることもあるらしい。)することがないか?」
と、いちいち頭を巡らしていました。でも、巡らすのは最初だけ、すぐに忙しくなるとしていない。
いま、頭の中で「One Way Three Job」と唱えてから出動。
この言葉を、短いですが、エッセンスが詰まっている。
ランチのスタート時、この言葉のおかげ、できてると思います。(はたからはどう見えてるかわかりませんが。)
でも。
ランチのピークを迎え、
お客様の一巡目が終わるころ、レジ打ちが始まります。
そうなると、もうだめです。
レジ打ち何人もすると、やること全て忘れます。
「なんだっけかな?」
と担当テーブルエリアに向かう。
「あっ、そうそう、バッシング。」
と、台拭き取りに戻る。
バッシングしに向かう。
がタイミング悪く、料理ができたサインが出る。
「料理?」バッシングできずにもどる。
料理をお持ちすると、「あっ、バッシングだった!」
と、台拭きとりにもどり、やっとバッシングに向かう。
そして、おじさんを見ていた、店長が、
「おじさん、あっちこっち何してんの?今日もなんだけど。。」と、イラついている。
「分かっています。が。。」と言いたいところ、じっと我慢する。
その時、ワンウェイスリージョブを思い出しても、時すでに遅し。
ワンウェイですまない量のジョブが。。
そして、そして、おじさん徘徊が始まるのでした。