「言いたいのに言えない」その気持ちの始まりは...
ある日、娘がポツリ。
「言いたいことがあるのに、なぜか言えない。」
その言葉を聞いた瞬間、ドキッとしました。
それは、まさに昔の私そのものだったから。
「意見=文句」だった私の育った環境
子どものころ、私が何か言おうとすると、
「文句を言うな!」とピシャリ![]()
話を聞いてもらうどころか、
すぐにシャットアウト!
家の空気は、「黙って従うのが当たり前」でした。
だから私は、言いたいことを飲み込むクセがつき、やりたいことも、本当の気持ちもわからなくなってしまいました![]()
気づきは、自分と向き合いはじめたとき
「なんで自分のことがこんなにわからないんだろう?」
「なんで私は、こんなに生きづらいんだろう?」
そう感じたのは、20代のときに経験した大きな挫折がきっかけ。
この苦しさから抜け出したい一心で、
私は自分を知る学びを始めました。
本を読み、話を聞き、感じたことをひとつずつ見つめていくうちに、少しずつ、心の奥が見えるようになってきたんです。
そして、気づいたんです。
「言えない私」には、
ちゃんと理由があったんだって!
家系に流れる“無意識のパターン”
私の家には「支配と従属」というテーマがありました。
一方、夫の家系には「感情の沈黙」が...。
表面的には穏やかで安定しているけれど、
家族の深い対話はあまりなく、
心の内は語られない傾向がありました。
そんな正反対の背景を持つふたりが出会い、
それぞれの家系にあったテーマが、気づかぬうちに夫婦関係にもにじんでいたようです。
我が家にこんな“見えない課題”があったなんて、
正直ちょっと驚きました。
そして、娘にも流れた“何か”
そんな中での、娘の「言えない」という相談。
私は、自分自身にしてきたように、
娘にもセッションやエネルギーワークをしてみたんです。
すると後日、笑ってこう言ったんです。
「なんだか自然に言葉が出てくるようになった。」
「呪縛がとけたみたい🪄︎︎✨」
家族はつながっている。だから、まずは自分から
家系に流れるパターンは目に見えないけれど、確かに受け継がれます。
でも、そこに気づいて、まずは自分の心をゆるめていけば、まわりも少しずつほぐれていきます。
私が変わったことで、娘も変わったように。
それが家族の空気をふんわりほどく、
小さな一歩になるのかもしれません。
そして、もし今、何かに悩んでいるとしたら——
その原因、あなたのせいじゃないのかもしれません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
笑顔の多い家族が、増えていきますように...![]()
