親の背中、見られてます!
「お父さん、また同じこと言ってるよ。」
「お母さん、また忘れちゃったの?」
「パパ、それってこの前も言ってたよ!」
「ママ、さっきと違うこと言ってない?」
こんなセリフ、家の中で聞いたことありませんか?
実は、子どもたちは親の言動を
驚くほど観察しているんです!
もちろん、親は全てを
意識してやっているわけではなく、
むしろ
無意識の行動や言葉が影響力大
今日は、そんな親の無意識な行動が
子どもにどんな風に影響しているのか、
そして意識を少し変えるだけで
家族にどんな変化が訪れるか、
お話ししていきます。
親の「無意識」が子どもの「日常」に?
例えば、朝の忙しい時間帯。
バタバタと準備をしている間に...
「早くしなさい!」
「なんでまだ着替えてないの
?」
と何気なく言ってしまったこと、ありませんか?
実は、私もたくさん言ってきました ![]()
その結果、我が家では今でも、余裕のない状況を
「バタコさん」って呼んでます(笑)。
「あ、またバタコさんになってるよ〜!」って、
我が家の定番のフレーズになっちゃってます!
こんな朝時間、親にとっては日常の一コマ。
でも、子どもとってはどうでしょうか?
子どもは親の焦りや怒りを敏感にキャッチし、
自分がダメなことをしていると感じたり、
必要以上に急かされたりしてストレスを感じることも...![]()
これってまるで家族全員が参加する
『無意識リレー』みたいですね。
親が走り出すと、子どもも無意識にバトンを受け取ってしまうんです。
でもそのバトン、
実は、かなり重いんです
!
無意識の「マネ」が生む家庭内のコピー現象
さらに面白いのは、子どもが親の行動を
「そのまんま」コピーし始める瞬間です。
たとえば、あなたが家事をしながらぶつぶつ文句を言うことが習慣になっていると、子どもも知らぬ間に「宿題やりたくないな〜」と同じようにぶつぶつ言い始める。
鏡のように反射しているだけなのに、親は「なんでそんな態度なの?」と思ってしまうんですね。
でも、元はと言えば…誰でしたっけ
?
これを私は「家庭内コピー現象」と呼んでいます。
親の言動がそのまま子どもに映し出される、まるで親がコピー機で複写されるかのような現象です。
あれ、この姿…なんか見覚えが
?
実は私も、しょっちゅう感じてます。
子どもが私の昔の口癖や仕草をそっくりそのままやってるのを見るたびに、
「うわ、私こんな風に見えてたんだ…
」って思わず笑ってしまったり、
時にはちょっと焦ることもあります(笑)
親が変われば、家庭も変わる
ここで「じゃあどうすればいいの?」と思った方、ご安心ください。
解決策は実はとってもシンプルです。
親がまず自分の行動や言葉に少し意識を向けることから始めるんです。
完璧な親になる必要なんて全くありません![]()
例えば、朝の時間がバタバタしている時に「急いで!」と言いたくなる場面でも、
一呼吸置いて「一緒にやろうか?」と
優しく促すだけで、家族全体の空気が変わることもあります。
ある家庭では、お母さんが無意識に「疲れた〜」と口に出すのをやめたところ、子どもたちも驚くほどポジティブになったんです!
無意識のネガティブな口癖をポジティブなものに変えるだけで、家庭のエネルギーがぐんとアップしました![]()
小さな変化、大きな効果
親が意識的に自分の言動を少し変えると、それが家族全体に伝染し始めます![]()
子どもは親を見て育つので、親が自分を大事にする姿や、思いやりを持って行動する姿を見せるだけで、子どももその姿勢を自然と学んでいきます。
でも、無理に変わろうとすると逆効果![]()
ちょっとした意識の変化で十分なんです![]()
親がまず楽しんで取り組むことが大切 ![]()
家庭は楽しい実験室です![]()
新しい習慣を家族全員で試してみてください。
子どもは親を観察する名人
親の無意識な行動や言葉が、実は子どもに大きな影響を与えていることを忘れないでください。
無意識リレーのバトンを軽くし、家庭内コピー現象をポジティブなものに変えるために、ちょっとだけ意識を変えてみませんか?
そして忘れてはいけないのは、私たち親自身もまた、自分の親から多くの影響を受けているということです。
世代を超えた連鎖に気づき、それを断ち切ることができれば、次の世代により良い未来を引き継ぐことができます。
毎日の家族の会話が少しずつ明るくなったり、
子どもたちが自分の気持ちを素直に話せるようになったり、家の中が自然とリラックスできる居心地の良い空間になったり…。
そんな小さな変化が積み重なって、
皆さんのご家族全員が
さらに心地よく過ごせますように...![]()
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