家族経営と廃業

 

 

前回のブログでは、家族経営の強みと弱みについて触れました。

 『世代を超える家族経営』家族経営の強みと弱みを考える  家族経営の会社は、日本だけでなく、世界中にもたくさんあります。    家族の絆をもとにした経営は、一見とても強くて安定してい…リンクameblo.jp

 

 

 

 

 

 

今日はそんな家族経営をされている娘さんとのセッションのお話です!

 

 

 

お父様が高齢になり、1年ほど前から廃業を考え始めたご家族。

 

 

 

 

この1年間、廃業という大きな決断を前にして、

家族経営ならではの複雑な感情や変化を

一緒に見守ってきました。

 

 

 

 

1年前:不安と混乱のスタート

 

 

初めてご相談を受けた時、家族全員が

「お父さんしか知らないことが多すぎる」と不安に包まれていました魂

 

 

 

お父様は廃業に同意しているものの、

なかなか動き出してくれないもやもや

 

 

 

お姉様も県外から戻り、家族全員で廃業に向けて動こうとしたのですが、進展は遅く、家族全体に不安と焦りが募っていきました。

 

 

 

 

お父様は頭では「そろそろ廃業の時期かな」と理解している一方で、

心のどこかではまだ仕事を続けたいという気持ちが残っているようでした。

 

 

 

 

 

一方で、ご家族の本音

「早く廃業して安心したい」というもの。

 

 

 

 

この両者の気持ちに折り合いをつけることが、

当初の大きな課題でした。

 

 

 

1年後:支える姿勢への変化

 

 

 

1年間サポートを続けてきた結果、

娘さんは大きな変化を見せましたキラキラ

 

 

 

 

今日のセッションで、彼女から

「お父さんが最後まで安心して仕事ができるようにサポートしたい」という言葉が出た時、正直驚きましたポーン

 

 

 

 

家族や自分自身と向き合い続け、家系図セッションを通して自分の役割に気づいたことで、お父様が安心して仕事を続けられる環境を整えることが、彼女にとって大切な目標になっていました。

 

 

 

 

 

 

廃業で失うのは“仕事”だけじゃない?!

 

 

お父様の廃業準備を進める中で、

私は強く感じたことがあります。

 

 

 

 

それは、仕事を手放すことが、高齢のお父様にとって生きがいを失うことに繋がるかもしれない、ということです。

 

 

 

 

 

高齢になっても、自分の役割ややりがいを持ち続けられることは、人生を豊かにする大切な要素です。

 

 

 

 

 

お年寄りが元気に、そして生きがいを持って仕事を続けられる社会が広がれば、とても素敵なことだと改めて感じました。

 

 

 

 

家族の調和

 

 

家族経営では、仕事と家族の関係が密接に絡み合っています。

 

 

 

 

そしてその前提として、まずは家族の調和や信頼、しっかりとしたコミュニケーションが何よりも大切です。

 

 

 

家族が共に成長し、

経営家族調和を目指して進む姿を

強く感じる本日のセッションでしたお願い

 

 

 

 

この機会に、皆さんもご自身の家族について少しだけ思いを馳せてみてくださいクローバー

 

 

 

 

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