5yearsという、がんの5年生存率を乗りきり社会復帰した人達が、自身の闘病記録を現在がんと告知された人に向け発信するSNSのような団体があるそうだ。
確かに自分もネットでがんについて色々調べたが、知りたい情報には限りがあり、数知れずネットサーフィンをしまくっていた。
5yearsのようなサイトがあることは非常に助かる。
私の場合は子宮頸癌の腺癌ということで、予後が悪い、放射線も化学療法も効きにくい、子宮全摘が適当…とだけ書いてあり、未来もクソもないような情報しかなかった。
そんな中、同じ腺癌の方がブログで闘病生活を発信してくれていたお蔭で、少しずつ希望を持つことができるようになった。
当事者の情報ほど有り難いものはない。
もし自分がネットで出産できるようにするにはどうしたらよいかと探してなかったとしたら、きっと今頃子宮は無くなっていたと思う。
自分が住んでいる地域、自分が受診した病院で運命が決まってしまう…。それだけは絶対に避けたかった。
ネットが気軽に使える時代に生まれて良かったなと思う。
がんになった人達が、限られた情報に振り回されて人生を諦めないように、5yearsのような活動はどんどん知らせていくべきだと思います。
新たながん患者の希望となるために。