経済の話は常に結果論となってしまうのですが、

いわゆるアベノミクスで恩恵を受けてるのは一部投資家と富裕層のみな現状です。私は失敗だと思います。

 

まずアベノミクスって何?な話なのですが、3本の矢と言われてましたね。これを一つ一つ経済素人の私が駄目だししていこうと思います(笑)

 

1本目 金融緩和

日銀が紙幣を発行し金利を下げるもくろみでした。実はこの1本目の矢が放たれ市場にはお金が倍程に増えたはずなのですがそれを感じ得ている一般市民がどれくらいいるでしょうか?

確かに銀行からはお金を借りやすくなってるはずです。ただ家を買うでもない方には無関係な話。

株価も上がりました。しかし同様に投資されてない方には全くポカーンですよね。証券市場のみ盛り上がってます。今の仮想通貨もこれに繋がってるわけです。やらない人は置いてきぼり

 

2本目 企業への財政政策

企業といってもほぼ土木産業です。追加国債を発行し消費税を上げて得た財源をこの公共事業にドンと予算を割り当てる事で雇用を増やしたり出来ますよという。

まぁホント何というか… THE・自民党的な。

増えたブルーカラー雇用枠に外国人入れてる様じゃ本末転倒かと思いますが。

 

3本目 成長戦略 (※超抽象的→詳しくはここ

・健康

・エネルギー

・次世代インフラ

・農林水産業

を推していくそうです。既にこの時点で「はい消えた」と感じる方は私だけでは無いでしょう

どう推していくのかというとざっくりですが、

女性が輝く社会に!とか

若者を世界に送り出せ!とか

グローバル化だー!とか

お年寄りもまだまだ働けるぞー!とか

そんなんです。

 

とアベノミクスの解説は以上です(完)

 

デフレスパイラルに落ち込んでしまってる今の日本を救うに何が必要なんだろう?と本読んだりしました。正直これという答えが見えません。経済は生き物なのです。

私が思うに、物価がとにかく安すぎ。まず定価で売れるのは本くらい。どこもかしこも何もかも値引き競争になってます。

日本は企業卸し小売り→と経て消費者が品物を買うわけですが、食品等はこの企業卸しの間のタイムロスで廃棄しなけれならない状況もあるわけで、その隙をつき大手小売りチェーンが安く仕入れる→爆安販売。常にこのルートで仕入れるので他から買わない。

小さな生産者・商店等はもう競争から取り残されてしまってるんですね。どう頑張って営業かけても値段には勝てません。だから利益を切って安く卸す。

利益が少なければ当然人員が削減され良いものが作れない。給料も上がらない→物が買えない

 

更に関税の低さも要員となり、もう物価が上がるビジョンがまるで見えません。

 

我々に出来ることなんてほぼ無いのですが、とにかく物を買う事です。

それも

極力大手ではないメーカーの少し高い日本製の品を買う事。

小さなホームページでコツコツ売ってる様なところから野菜や果物の産直を買ったり、またパッケージのメアドに

「美味しかったですよ!」「また買いますね」

そんなメッセージを送るだけでも生産者のモチベーションが上がります。

大手メーカーに頼らねばどうにもならない物もありますが、それでも外国製を買うより全然マシです。

あと細かいところで、賞味期限の早いものを買う。これが大事です。今日食べるのに明後日までの賞味期限は必要ございませんよね?

 

日本を盛り上げるのは我々日本人の手で!

常にジャパンファーストの精神で行きましょう。