公開早々に見てきました。

ストーリーにはあまり触れず思いつくままに。

 

我々は「シン」シリーズで慣らされしまったのかもしれない、

偏った、突出した特撮映画に。

何かよくわからないけどリアリっぽい、

裏に何かがありそうに見える。

情報量が多い感じがする。

(あくまで「感じ」)

 

それに比べると普通。

でも、それでいいんじゃないかと思える。

日本映画感強め。

人間関係、ドラマ部分がある。

ゴジラが超大型台風でも成り立ちそう。

 

露骨なグロ表現がないのは良いと思う。

(人は死ぬが損傷した死体は出ない)

物足りないという意見もあるだろうが

特撮は本来子供向けですから。

 

浜辺美波は昭和感がある。

神木隆之介 熱演。

でも特攻帰りには見えない。

 

今作と比較すると朝ドラ「らんまん」の万太郎・寿恵子は

NHK的「抑えた」キャラクター設定、演出だったのだな、と今更思う。

 

吉岡秀隆でいきなり3丁目の夕日感が。

 

シンガポールから高雄を廻航してくる

その時間稼ぎに木造船っていうのは大戦中、太平洋上に配置された特設監視艇を連想する。

(機銃1丁装備の漁船、米艦隊を発見すると本土に打電、その後沈められる運命)

 

高雄にはもう少し頑張ってほしかった。

あれでは単なる引き立て役

20㎝主砲で多少足止めするくらいは。

 

「ちょっと特殊な旧軍機」

橘花か?

と思ったがいくら優秀でも整備兵がジェット機をいじれるはずもない。

まあ妥当なところか。

 

 

飽きずに2時間。

ちょっと無理がある?というところもあるけどゴジラだから許容範囲

こどもからお年寄りまで万人向け!