昨年12月
いつもの酒店の冷蔵日本酒コーナーで発見。
なにやら、雰囲気が普通では、ない。
レジに持っていくと
「ちょっと癖のある酒ですが大丈夫ですか?」
と注意喚起。
スペックは上記リンクに詳しいですが、
昔ながらに緩く絞った後に残った滓を蔵全体 全部まとめて瓶詰。
火入れ無し。
「どぶろく」そのもの。
この現物がちょっと特殊なのは
製造が
平成24年1月
9年前!
大量に仕入れて冷蔵庫で保管しているそうです。
火入れ無しの本生(フタにガス抜き穴あり)を長期熟成。
一応確認してから売っているそうです。
こーゆーの好きなので
望むところだ!と購入、呑んでみました。
固形物が多いので
上澄みだけを飲んでしまうと滓が全部出てこないらしい。
味の変化を楽しみたいところですが初めに攪拌。
色は微かに茶色掛かっています。
見た目は甘酒そのもの。
味も濃厚甘酒+アルコール。
甘味はさわやか。
麹味が強い。
確かに癖は強いけど好み。
甘いので料理には合わないかと思ったら
意外にも刺身とすごく合う。
麹繋がりで醤油との相性が良いのかもしれない。
濃いのでビールと交互にちびちび行くのが良い。
それでも飲みやすいので結構行ってしまい、
翌朝少し残りました。
濁り酒に共通する「ずん!」とくる重い酔い方。
年末年始はこれで行こう!
と再度訪店。
「どうでしたか?」と聞かれ
「最高!」
と答えると
「ゲテモノ好きですね!」
とお褒め(なのか?)
の言葉を頂きました。