今回のキャンプツーリングでは現地で魚(柵もしくは丸ごと!)を買って
こうなります。
油に漬けます。
捌いて宴会!という企みがあったのでナイフを購入しました。
普段はビクトリノックスの大きめのを使っているのですが
もう少し刃が長くてやはり折りたためる物、ということで検討した結果、
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190704/15/falu-bow/12/46/j/o0922069214491423239.jpg?caw=800)
フランス製の折り畳みナイフ
オピネル炭素鋼刃 ブレード9cm
にしました。
アウトドアナイフやサバイバルナイフの類は
ごつくて威圧感ありすぎ。
オピネルはいわゆる果物ナイフレベルで、
刃の厚み、グリップ、取り付け等全体に華奢な感じ。
フランス人が食卓でチーズなんぞを切り分けるのに小粋に使う、そんな雰囲気でしょうか?
ですからアウトドア的にロープを切ったり、枝を払ったりという用途には不向き。
壊れそう。
そんな訓練みたいなキャンプもしませんし。
そしてこのナイフ、ある程度の準備をしないと快適に使えないようです。
ありがたいことにネットには情報がたくさんあったので一応やってみました。
1.黒染め
オピネルにはステンレス刃と炭素鋼刃があります。
今回の炭素鋼刃は安くて研ぎやすいけど凄く錆びるらしいです。
そこで赤錆を防止するためあらかじめ黒錆加工をします。
黒染め=タンニン酸鉄でコーティング 事前に脱脂をする。
文字にすると難しそうですが、
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190704/15/falu-bow/c7/7f/j/o0692092214491423243.jpg?caw=800)
パーツクリーナーで洗って
レモンティに漬ける
で良いようです。
レモンティ!さすがフランス人、小洒落てますね!
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190704/15/falu-bow/44/0d/j/o0922069214491423248.jpg?caw=800)
2.油漬
グリップが木製なので水を吸うと膨張し、ブレードの出し入れが硬くなるので吸水防止のため
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190704/15/falu-bow/6b/4f/j/o0922069214491423251.jpg?caw=800)
アマニ油が良いとかサラダオイルで、など情報は錯綜していますが
身近にあったオリーブオイルに漬けました。
ペーパー掛けしてニスをはがさないとオイルが染み込まない、という話もありますが
オイルが染みないなら水も染みないだろ?ということでそのまま。
軽く研いで見ましたが、柔らかくて研ぎやすい。
ということはすぐに切れ味が悪くなる、ということでしょう。
研げば切れ味はかなり良いです。
残念ながら今回のツーリングでは
ベーコンくらいしか切りませんでしたが、
普段からいろいろと使えそうです。