今度は東北道上り線、午後8時 交通量多目。
929RR、箱を外して身軽になりブーツなども履いてみたりして。
 
例によって目的地も決めずに何となく首都高かな~って感じで走ってると
後からスーパーセブンって言うんですか、身軽で速そうな4輪。
実際速い、って言うかバイクみたいにすり抜けてく。
もちろん車線間を抜けていくわけじゃない、
素早い車線変更であっという間に見えなくなる。
全然追いつけない!
 
ちょっと先でスピードを緩めて待ってる、追いついてしばらく後を走る。
セブン「があああっ」て加速、追いつけない。
また先で待ってる、のくり返し。
からかわれた?
遊んでもらったのだろうか?
そんな感じだから特に危険な感じはしなかったけど
高速道路で4輪と本気で勝負!とか信じられない。
危ない。
やっぱり本気の4輪は速い。
加速も旋回も段違い。
結局、東北道を抜けて川口料金所の先で車線規制していて
そこで離されてお別れ。
 
さてさて首都高に乗っちゃったけどどうするか?
久しぶりに平井大橋で降りて周辺を徘徊するか?
いや今更無意味ですよね、とそのまま直進。
船堀橋、清新町のあたりの夜景って派手じゃないけど
人口密度を実感できて圧倒される。
 
湾岸に。
こうなるとお約束のレインボーブリッジ、銀座から箱崎で9号線。
 
首都高ってバイクだと走りづらい。
コンクリート壁、路面のジョイント、怖い。
カーブのRも中途半端。
4輪だときちんと流れに乗れて交通量の割に走りやすいとすら感じるのに、
バイクだとポジションが確保できない感じ。
 
再び湾岸に出て大井でUターンしてもう一回箱崎→湾岸。
ガソリンが怪しくなったので東雲→豊洲で一般道に。
銀座方面に向かうもGSがない。
昭和通りを上野方面に。千住まで行けばあったはず。
 
千住大橋で首都高に乗って帰還するか。
 
でも、久しぶりの「適度に空いている都内一般道走行」が楽しくなってくる。
最近は「渋滞嫌い高速のるぅ」派だが
バイク初心者のころ、甲州街道、小金井街道、府中街道の交差するあたりに住んでいて、
そういう走りが染み付いてる。
当時に比べると乗ってるバイクも格段に扱いやすくパワフル。
ニーグリップを意識した乗りかたもしっくり来る。
今更ながら乗りかたの基本を再確認できてしまうのもバイクの楽しさ。
 
でもちょっとショックだったのは、確実な衰えを実感してしまった事。
視力もそうだけど、
先方の光や影が何を意味するのか理解するのに一瞬の遅れがある事に気付いてしまった。
以前だったら直接俯瞰するように状況が「見え」たのだが。
アタマの方に老いが来ている。
 
結局ガソリン入れた後もそのまま越谷までR4、岩槻から東北道で帰還。
3時間ほど。